Riddari完成


 ブロッキングも終わり、ようやくセーターのRiddariが完成しました! 満足満足。

 今回は、タグにも入れていますが、アイスランドの毛糸ブランドLéttlopiを使いました。この毛糸は、保温性と撥水性に優れている点が挙げられています。撥水性……そう、ブロッキングのために水通しをしようとしたら、なかなか水が糸に吸い込まれていかなかったのです。そこだけ少し手間がかかりましたが、あとは形を整えて干すだけです。目がきれいに揃うまでのブロッキングはしませんでしたが、自分が着るものですから、これで満足です。

 今回も自分が編んだ印に、首の後ろ側に手編みのタグを付けました。Riddariのタグほど、重要なタグになることはないかもしれません。それもそのはず、Riddariは、基本的に着るときの前・後ろの区別がないのです。

 普通、セーターを編むなら、後ろ身ごろの襟は、前身ごろに比べると少し高く編むことがほとんどですし、既製品の洋服もすべてそうなっていると思います。しかし、Riddariのパターンには、ショートロウ(引き返し編み)の指示はありません。そのため、前も後ろもまったく同じように編まれているので、前後の区別がほとんどない出来上がりになるのです。これを解消するために、わざわざショートロウで編む段を作り、前後の区別をつける人もいるようです。

 そこで役立つのが、首の後ろに付けたタグです。
 出来上がりに前・後ろの区別がないとはいえ、編んだ本人だけ判別できるところがあります。それは編み始めの位置です。ここの編み込み模様が、よーく見ると少しだけごちゃっとしているのです。これはできれば気づかれたくないので後ろにしたい。そう考えてタグを付けたのは言うまでもありません。

 さっそく着てみたのですが、ものすごく温かくて驚きました(毛糸の性質上、ちょっとチクチクしますが)。部屋のなかで着ていると(室温23℃)、汗をかきそうなくらいです。このセーター一枚で外に出られそう(外気温1℃)。長時間はいられないけど、すぐそこのスーパーへ買い物に行くくらいなら、これ一枚で大丈夫そう。

 完成してよかった!

使用毛糸: Lopi Léttlopi(1玉50g、約100m) –
Acorn Heather(0053、茶 *メインカラー)
Light Beige Heather(0086、ベージュ *コントラストカラー1)
Pink Heather(1412、ピンク *コントラストカラー2)
White(0051、白 *コントラストカラー3)
使用した毛糸量: 茶(MC)- 300g(6玉)
ベージュ(CC1)- 100g(2玉)
白(CC3)- 30g
ピンク(CC2)- 25g
使用針: 3,5mm、4,5mmの輪針、JPN5号、JPN6号の4(5)本針

作り目: German Cast On
伏せ止め: Stretchy Bind Off
増し目: M1A (Make 1 Away) かけ目とねじり目の増し目

 
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