スーパーオリジナルブランドが出しているチョコが美味しい


 住んでいる近所にスーパーのKauflandがあったときにはまったく気づいていなかったのですが、KauflandオリジナルブランドであるK-Fabouritesに、Belgisches Kakaokonfekt(ベルギー風カカオ菓子とかそんな意味)というチョコレートがとても美味しいことに気づきました。

 いま先日Threadsを見ていたら、『長谷部チョコ』なる言葉が入ったスレッドが複数流れてきました。長谷部ってあのフランクフルトの選手だった(いまはフランクフルト二部の監督協力をしてる)長谷部誠選手のこと?と思ったら、どうやら本当にそうらしくて、よくよく調べてみたら、彼がお気に入りで日本へ行くたびにたくさん買って帰っているというお菓子Goufrais(グフレ、と読むらしい)を『長谷部チョコ』と日本人の間で呼んでいるらしいです。Goufraisという名称からてっきりフランスのお菓子だと思いきや、スイスのバーゼルに接しているドイツの街ヴァイル・アム・ライン Weil am Rheinで生まれたメーカーだそうです。ちっちゃなパウンドケーキみたいな形をしたそのチョコが、すごく美味しいのだとか。

 それが日本人の間で話題になっていて、それがThreadsで流れてきたようです。

 ところが、そのGoufraisがフランクフルトやデュッセルドルフといった日本人が多い街以外ではなかなか売っていないらしい。X(旧ツイッター)でそんなツイートを見ていたら、『Kauflandに売ってるこのチョコ(K-FabouritesのBelgisches Kakaokonfektのこと)も美味しい』というツイートが流れてきました。これなら簡単に手に入るわ、と買ってきてみました。

 大きなイベントがある時期(クリスマスやバレンタイン、復活祭など)のスーパーのお菓子売り場は、チョコレートの有名メーカーの商品がすごく大きく場所を取っているため、このBelgisches Kakaokonfektは見たことがなく、ツイートで知るまでまったく知りませんでした。
 そして食べてみたら、なんという美味しさ。口に入れると滑らかな口溶けに、遠い記憶が呼び起こされました。これは……生チョコだ! そう、生チョコを食べているかのような口溶けなのです。最後に食べたのは何年前だろう……ここ最近はまったく口にしていませんでした。これはめちゃくちゃ美味しい。

 ちなみに、このお菓子を便宜上『チョコレート』と書いていますが、本来はチョコレートの定義からは外れるため、商品名に『Schokolade』と書かれずにKonfekt(お菓子)と書かれているみたいですね。ちなみに、Goufraisの商品も同様です。

 長谷部チョコからかなり派生しましたが、スーパーで買える美味しいお菓子をまた一つ知ることができてうれしい。ありがとうSNS。
 
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