次に編むものを決めたので毛糸を買ったという、わりとどうでもいい話


 ここのところ、小モノ編みを完成させることが続いていたので、そろそろ大モノを編みたくなってきました。前開きベストのSienaや手編みのブルガリアスカートとか編んでるけど、ここで言う大モノとはセーターのこと。はい、セーターが編みたくなってきたのです。ものすごく編みたい。そう思って、次に編むものを決めました。それはPetiteKnitのElisabeth Blouse。先日いろんなお店で洋服を見ていたときに、Elisabeth Blouseと同じ形をした春物を見かけたのがキッカケ。春物として店頭に並んでいたんだから、編むなら今!

 これは私だけだと思いますが、PetiteKnitのパターンを編むときって、糸選びにえらく時間がかかります。理由は、パターンでオススメされている糸ではないのを使おうとするから。PetiteKnitの多くのパターンはモヘアと引き揃えた糸で編むことを想定しているため、引き揃えをしない場合、糸の太さをどれにするか、何玉くらい買えばいいのかなど、糸を購入するのに迷う点がいくつかあります。こういうときに本当に便利なのが、Ravelry。一般的な基準で糸の太さがどれくらいなのかが表示されるだけでなく、作品を編んだ人たちの情報があったりと、有用な情報がとても多くて助かっています。たとえば使いたい糸があれば、それと同じのを使った人がどれくらいの玉数を使って編んだのかなどが分かるので、とくにPetiteKnitの作品を編むときは、該当作品のRavelryページをじっくり読むようにしています。

 でも、パターンにある指定糸を使ったほうが良いのかも、と思った出来事がありました。
 以前行ったクラフト系メッセの会場で、PetiteKnitのパターンにある指定糸を使ったZipper Sweaterが展示されていました。自由に手に取って良かったので持ち上げてみたら、ふわふわで軽くて驚愕。自分が編んだときは、引き揃えではなくAran糸を使って編んだので、出来上がったものはみっちりした編み地(もちろん、これはこれで大満足してる)。それに引き換え、指定糸で編んだのは、めちゃくちゃ軽い。衝撃でした。この経験で初めて、指定糸を使うことがどういうことなのかを理解できたと思います。
 こんなことがあったので、指定糸を使ったほうが良いことは重々承知なんですが……引き揃えにあまり魅力を感じないので、糸をたくさん使うセーターなどではなかなか手が出そうと思えないんですよね。小モノなら気軽に試せるし、一度引き揃えを試してみるのはアリかもしれません。いま進めているプロジェクトのいくつかが終わったあとにでも、何か考えてみよう。

 閑話休題。
 ここ何年かは店頭で購入することが多かった毛糸ですが、Elisabeth Blouseのために、久々にオンラインショップを利用しました。あとは毛糸が届くのを待つのみ。楽しみ〜!
 
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