ハイツングを直すのも、もうベテランの域(?)


 だんだん寒い時間が増えてきたシュトゥットガルト。リビング、キッチン、バスルーム、寝室それぞれに暖房器具のハイツングがあり、本格的に寒くなる前に試し運転をしました。もしすごく寒い日につかないなんてことが起きたら、命の危険が。しかも、昨日の段階で、今朝(2025年10月2日)の最低気温が3℃との予想。急ぐ必要がありました。

 リビング、キッチン、バスルームのは問題ありませんでしたが、寝室のだけが動かない。あちゃー、マジか。
 しかーし! ハイツングが動かないことに関して経験豊富(笑)な私は慌てません。昨冬は動いていたので、本体が壊れたのではないことは分かりました。となると……ははーん、さてはゲッティンゲンのハイツングと同じ理由で動かないんだな? そう、ダイヤルの中に隠れているペグ、これが引っ込んだままになっているから動かないのだろうとすぐに予想できたのです。
 ハイツングが温まらないときは、中を流れる水に何かの理由で空気が入ってしまうとうまく機能しないことがあるそうで、空気を抜くという対処法がありますが、私はそれで直せたことが一度もありません。ゲッティンゲンでの経験から、真っ先にペグを疑うようになりましたさ。

 今の部屋のハイツングは、ゲッティンゲンのときとは違うメーカーのダイヤルですが、基本的にはダイヤルが外せるところが絶対にあるので、そこを見極めます。我が家のはここ(写真赤い丸のところ)がそうでした。ここをスパナ(ドイツ語ではいくつか言い方があるらしいけど、購入したホームセンターではWasserpumpenzangeと表示されてた)で外せばペグが出てくるだろうと思い、回して外してみました。

 やはり、ペグが引っ込んだままになっていました。予想通り。それが分かれば、あとはペンチを使ってペグを引っ張り出すだけ。これをやったらハイツングが温かくなってきてヒャッホイ。あとはダイヤルを被せて根元のナットを締めて元に戻して終了。実に簡単に直りました。

 はあああ〜、やっぱり暖かい寝室は良いよね! 朝起きて寝室が暖かいと幸せ〜。昨日までは起きたら寒くて切なかったもんなあ……。

 ゲッティンゲンでハイツングの直し方を教えてもらってて本当によかった! もし知らなかったら、管理人さんに言って、修理の人を派遣してもらって、直してもらって……って動くようになるまで時間がかかり過ぎるもの。でも、このやり方を知ってると、自分でできてあっという間に直せて便利。直るまでにかかるお金や時間が雲泥の差だもんね。このことに関しては、夫よりも私の方が経験豊富です。
 
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