ハイツング(暖房器具)の不具合、再び


 暖房器具のハイツング。ドイツではどこの家庭にもあるもので、これがないと冬は過ごせません。でもこれ、ちょっといろいろ厄介で、当ブログでも何度か不具合を書いたことがあります。

 ゲッティンゲンとシュトゥットガルトと、お借りしている部屋のハイツングの不具合が続いています。ダイヤルの中に隠れているペグが動かず、器具が温まらないのが主な原因でした。なので、ペグを動かせるようにすれば万事解決でした。

◎ゲッティンゲンでハイツングの修理

◎シュトゥットガルトでハイツングの修理

 しかし先日、休暇に入っていてずっと家にいる夫が「なんか寒いね……」と言ってきました。夫は基本的に寒がりなので、そんなに寒いかな?と思いつつもハイツングのダイヤルを3から3.5くらいに上げました。しかし、それでも寒いと言うので、何か着るように言ったとき夫が「(ハイツングの)下半分が冷たい!」と言ってきて、さあ大変。以前ゲッティンゲンでハイツングの試運転をしたときに似たような状況になったことがあります。

 このときは、外気温との関係でそうなるのだと説明され、こちらでできることは何もなさそうだったので、言われるがままに放っておくしかありませんでした。そのひと月後、まだ本格的に寒くなる前にゲッティンゲンを離れてしまったので、結局確かめるには至らず……。
 しかし、いまのハイツングの下だけが冷たいことが分かったときの外気温は-2℃。これじゃあハイツングのおかしさを説明できない。管理事務所は休暇に入ってしまってるし、どうしたものかと思案して、ひとまず自分でできそうなもう一つのことを試すことに。それは、中を流れる水や空気を出すこと。以前の部屋のはマイナスドライバーでできましたが、今の部屋のは専用器具が必要なので買ってきました。それが一番上の写真にあるEntlüftungsschlüsselです。これには四角い穴があって、これと同じ形をしたハイツングの突起に刺して回すと水を出すことができます。

 これ、修理をしてるおにーさま方はボールチェーンで鍵に付けてる人がほとんどで、あれは何なのか。みんながみんななので、何かの様式美だったりするのかしら……いや、ちっちゃい道具だからか。
 
 さて、中の水や空気を出すために、用意するのはこのEntlüftungsschlüsselと、水を受け止める容器。私はきのこが入っていたプラ容器を使いました。
 まず最初に、ダイヤルを5にして5分くらい放置してから作業に取り掛かります。

 ダイヤルとは反対側に、水を吐き出すとてもちっちゃな蛇口のようなものがあり、そのすぐそばにある四角い突起があると思います。

これにEntlüftungsschlüsselを刺して回すと、熱いお湯が出てくるので、これを容器で受け止めます。大量に出しすぎると、それはそれで不具合を起こすため、ハイツングの様子を見つつ、何度かやってみると良いと思います。我が家は2〜3回水出しをやって、ようやくハイツング下部が暖かくなりました。ホッ。終わったら、ダイヤルを3くらいにするなど、室内が快適な温度になるように元に戻します。これで終わりです。

 以前はこの水出しで直ったことがなかったので、これに何か意味があるのかと思っていましたが、ちゃんと意味があることがわかって良かった良かった。ハイツングを直すための道具がまた一つ増えました。
 
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