在英日本大使館への来館予約について
イギリスでは、地域ごとにコロナの危険レベル(三段階で、低い方からMideum、High、Very High)が政府から発表されるようになりました。これが開始されたときは、イングランド北部やスコットランドなどで危険レベルが高く、南部はほとんどの地域でMideumだったのですが、ロンドンを始めとするいくつかの地域も17日(土曜日)から危険レベルがHighへと引き上げられました。ちなみに、ケンブリッジは、この記事をアップロードした時点では、まだMideumのままです。
実は、もう間もなく、ロンドンにある在英日本国大使館に用事があって行くことになっていて、その前に危険度が引き上げられてしまったため、気持ちに少し緊張感が走っています。万全の体制で外出に備えなければ。
さて今日は、大使館へ来館する前にしておかなければならない予約について、書いてみようと思います。
大使館来館は、現在予約制
現在、日本国大使館の領事窓口業務は、完全予約制になっています。そのため、来館前に電話をして予約を入れなければなりません。電話をかけた日から三週間後までが予約可能期間、とウェブサイトでうたっています。
※追記:2020年12月14日より、来館事前予約はオンラインへと切り替わっています(リンク切れ)。
しかし、おそらく電話をかけた時点で、三週間分の予約枠はすべて埋まっている可能性がとても高いです。それよりも早く予約を入れることは、キャンセルでも出ていない限りは難しいでしょう。そのため、電話をしたときに入れられる予約は、三週間後になってしまうと思っておいた方がいいかもしれません(あくまでも経験則から考えた推測です)。
三週間は予約でいっぱいだった
私がしなければならない手続きは、急ぎではないものの、なるべく早くする必要があったため、私は大使館へは『なるべく早く行きたい』と考えていました。当初は、予約状況を何も知らなかったため、電話をした数日後~一週間くらいの間で予約が取れたらいいなと思っていましたが、そんな見通しは甘かったことを、予約のために電話をして知ることとなりました。
21日間のなかから日にちを選ぶことなんて、まったくできないどころか、三週間は予約ですべてが埋まってしまっていると言われてしまう始末。まさか、そんなことになってるとは思いせず、軽くショックを受けました。
いつでもいいなら、電話をした翌日にもう一度電話をする
職員の方には、明日また電話をすれば、三週間後の日にちで予約を取ることができる、と言われました。たとえば、電話をかけた日が10月1日なら、三週間後の22日までは予約でいっぱいなので、翌日の2日に再度電話をすれば、23日の予約なら取れる、ということです。
翌日の電話で予約可能なのはたった一日だけなので、予約枠もそうないはずですし、この一日の枠がどれくらいの時間で埋まってしまうのかも分かりません。なので、翌日は受付開始時間になったら即電話をかけることにしました。
そうして、無事予約を取ることができた次第です。受け付けが始まってすぐに電話したからか、そのときは、三週間後の日にちなら、時間は好きに選ぶことができたのは幸いでした。
行きたい日があるなら、そのちょうど三週間前に電話をする
逆に言えば、もし、行きたい日があるならば、その三週間前に電話をすれば、希望日に予約を入れることが可能かもしれません(私はやっていないので、あくまでも推測です)。つまり、10月30日に行きたいのなら、三週間前の10月9日に電話をすれば予約できるだろう、ということです。これならば、自分で行く日にちをコントロールすることができそうですよね。このことに気づいたのは、予約を取って数日後でした。日にちに余裕があれば、こうしたかったなあ、とちょっと悔しかったです。
予約が入れられるのは、三週間後と思っておいた方が良い
いつでもいいのか、日にちを決めて行きたいのか、どちらの考え方で予約を入れるにしても、日程には三週間を見ておく必要がありそうです。以前のように、思い立ったらパッと行けるようになるのは、いつの日になるでしょうか……。
一番上の写真は、2019年7月に、Piccadillyの道路(日本大使館から500mほど離れた場所)の真ん中で撮影したものです。この日はPride in London(LGBTのパレード)があったため、普段交通量が多いこの道も車両規制がされており、歩行者天国になっていました。たった1年前の写真なのに、いまとは全然違うだろうその様子に、妙な懐かしさを覚えます。
ロンドンへは、コロナ前の昨年(2019年)の12月に行ったきりで、今度の大使館への用事で約10か月ぶりに行くことになります。