季節外れのシュパーゲル(ホワイトアスパラ)


 昨年の12月30日に、お節の材料となる食材を求めてCity Centreのマーケットへ行きました。そこの八百屋さんには、スーパーには売っていないような野菜がときどき並んでいるので、お店をくまなくチェックしていたら、シュパーゲル Spargel(ホワイトアスパラ)を発見! うれしい驚き。

 ドイツに住んでいたころは、春になると一斉にマルクトやスーパーに並び始め、レストランでもこの時期限定の特別メニューとして登場し、6月の中旬まで味わうことのできるシュパーゲルが大好きでした。マルクトではキロ単位で買っては食べ、レストランでは注文しては食べ、数え切れないくらい食べていました。シュパーゲルが店頭に並び始めるのと同時に、料理道具を売るお店ではシュパーゲルを立てたまま茹でることができる専用のお鍋も並び始めるのですが、一時期はこのお鍋を買おうか真剣に悩んだほどです。

 しかし、イギリスに引越してきたとき、ちょうど6月になるころだったこともあって、シュパーゲルを探しましたが、スーパーはもちろん、マーケットの八百屋さんを覗いてみても、シュパーゲルがどこにも見当たらず、ここ2年くらいは一度も口にしていませんでした。ところが、イギリスでやっと出会えました。まさかこんな時期に。季節を先取り。

 さっそく調理しました。根元から数cmをピーラーでむき、塩とほんのちょっとのお酢を入れたお湯で茹でて、ひき肉を入れたソースを作ってかけただけの簡単料理。約3年ぶりのシュパーゲルは、みずみずしくてとっても美味しかった~! あまり美味しそうに見えない写真が残念。

 あと数本残っているので、それを2~3cm幅に切って茹でたものをスープに入れて楽しむ予定です。シュパーゲルがある食卓。うれしすぎる。
 
 
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