日本から届いた甘いもの


 昨日のお昼ごろ、日本に住む友人から荷物が届きました。荷物を開けてみると、『あめや えいたろう』というお店の商品、板あめが入っていました。
 板あめが入っている箱は、友人曰く『緩衝材』としてたくさんの鼻セレブのポケットティッシュに守られて、日本からはるばるやってきました。ポケットティッシュを緩衝材に使うという友人のアイディアには脱帽。考えたこともなかった。そのおかげか、板あめは一枚も割れていませんでした。

 板あめと聞いて(見て)真っ先に思い浮かべたのは、ミルクケーキでした(大好物)。見た目は似ていますが、もちろん原料から何からまったく違うものであることはすぐに分かりました。箱に同梱されていたお店のリーフレットを見たら、次のように書かれていました(一部抜粋)。

板あめ
羽一衣
はねひとえ
 
有平糖を一枚一枚、板状にしたあめです。
引用元:「あめや えいたろう」リーフレットより

 有平糖(あるへいとう)とは、『砂糖を煮て作られた飴の一種』(Wikipediaより)だそうです。それを板状にすると、一味違うあめになるんですね。

 さっそく緑茶と一緒にいただきました。
 丸いあめを歯で割るとボリッとかガリッという鈍い音が聞こえますが、板になっているこのあめは割るとパキッと上品な小気味のいい音がしました。思っていたよりも硬くなく、口溶けも良くて美味しかったです。緑茶にとても合いました。さすが日本のお菓子。

 このあめを出している『あめや えいたろう』は、大元が榮太樓總本鋪です。どこかで見たような字づらだなあと思ったら、黒糖を原料にした黒飴や「梅ぼ志」表記で目を引く梅ぼ志飴など三角の形をした飴で有名な、あのお店だと分かりました。これは懐かしい。子どものころ、黒飴が大好きでしたが、久しく口にしてないなあ。
 定番商品とは違うものの、榮太樓のブランドである『あめや えいたろう』を通して、再び榮太樓のあめを口にすることができたのは、かなりうれしい出来事でした。

 
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