イギリスのオーガニックショップにはきな粉があった


 ドイツに住んでいたときは、日本食を作るために必要な材料はBio関連商品で手に入ることができました。たとえば、私がよく買っていた乾燥大豆、そのほか乾燥海藻、お味噌、乾麺のそばやうどん、お醤油、韓国のキムチなどがそうです。そのため、BioスーパーのAlnaturaDenns BioMarkt、ドラッグストアでBioコーナーがあったdmMüllerへ行き大豆を買っては、家で大豆を使った料理を作っていました(お豆腐を作ったこともあります。もちろんそれで出来たおからで卯の花を作ったりもしました)。
 イギリスに来て驚いたのは、ドイツではBioでしか買えなかったものが、普通のスーパーに並んでいたことです。近所のスーパーには海苔も置いてあるので、日本で買ってきた海苔をケチケチ使うことがなくなりました。

 ただ、どうしてもケチケチ使ってしまうものはあります。その一つがきな粉でした。私はギリシャ風ヨーグルトにきな粉を入れ、そこにさらにはちみつを混ぜて食べるのが大好きなのですが、日本から買ってきたきな粉を大事に使っていたこともあって、かなり使用回数を絞っていました。

 話は変わりますが、私は料理でよく片栗粉を使います。ドイツではKartoffelmehl カルトッフェルメール(意味:じゃがいもの粉)という名前で、スーパーで買えるところが多かったのですが、イギリスのスーパーには、ポテトスターチ(片栗粉)を置いているところはほとんどありませんでした(コーンスターチは簡単に手に入りますが、片栗粉とは使用感が違うため、買ったことがありません)。ネットで検索した結果、Holland & Barrettという健康食品や商品を扱うオーガニックショップに売っていることが分かり、以来、いつもそこで買っていました。
 Holland & Barrettの売り場には、ポテトスターチのほか、ライ麦粉やアーモンド粉、玄米粉などなど、いろんな種類の粉が売られています。その中に大豆粉(きな粉) Soya Flourを見つけたので、買ってみました。

 上の写真で、買ったものを日本のとを並べてみました。見て分かるとおり、日本のきな粉と比べると買ったものは色が薄いですね。粉にする前に炒っているかどうかの違いなんでしょうか。分かりません。
 残念ながらまだ日本のきな粉があるので未開封のままです。引越しが落ち着いたら、食べてみた感想などを改めて書きたいと思っています。

 まずは、オーガニックショップにきな粉があるよ、というお話でした。


【2021年5月27日 追記】
 この商品はきな粉ではなく、大豆粉でした。コメントで教えていただきましたが、大豆粉は生で食べると、体に変調を起こすことがあり、最悪の場合は膵臓に損傷をきたす場合があるそうです。大豆粉は必ず加熱して召し上がってください。下調べもせずに大変失礼しました。


 なお、Holland & Barrettのオンラインショップを見ていたら、ほかにもそば粉 Buckwheat Flour葛粉 Arrowrootもありました。葛粉を買って和菓子でも作ろうかなと思っていたのですが、これは店頭にはなく残念。

 ドイツでもイギリスでも、やっぱりBioやオーガニックのお店には、日本人に馴染みのあるものが多いですね。
 
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