夏至は、昼の時間が前日よりも1秒長いだけだった


 2021年6月21日当日にはとくに触れませんでしたが、この日は夏至でした。一年でもっとも日の出から日没までの時間が長い日です。今年の夏至当日のゲッティンゲンは、日の出が5:02、日の入りが21:41、合計16時間38分も明るかったのです。

 日の出・日の入りのことを調べていたら、おもしろいページを見つけました。上の写真は、下記リンク先のスクリーンショットです。

Göttingen, Niedersachsen, Deutschland — Sonnenaufgang und Sonnenuntergang Juni 2021 (Time and Date)

 このリンク先にあるデータには、日の出日の入りの時刻と、昼だった時間の長さが秒単位まで記録されています。それによると、夏至前日の20日よりたった1秒長かっただけだという事実が分かり、軽く衝撃を受けました。20日は日の出から日没までの時間が合計で16時間38分37秒だったのに対し、夏至当日は16時間38分38秒……。たった1秒だけど、21日は間違いなく一年の中で昼の時間が一番長かったのですね。まさかこんな秒単位、しかもたった1秒長いだけで夏至とは……。そして翌日である22日は5秒短くなって、16時間38分33秒。おもしろすぎる。

 6月に入ってから2週間は、平均気温が23℃くらいで過ごしやすかったのですが、14日前後から気温がぐぐっと上がり、30℃を超えた日もありました。比較的涼しい家の中であっても、ちょっと動けば汗が出るような感じでした。それが21日の夏至を境に、急に気温が下がり、昨日・今日は半袖で外出すると少し肌寒く感じるほどです。まだ7月にもなっていないのに、もしかして、もう夏は終わってしまったのかと錯覚してしまいます。7月にはまた気温が少し上がるといいのですが。『ドイツの夏は過去形』。思い立ったら何かイベントをしないと、夏はあっという間に過ぎ去ってしまいます。


 
にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です