ドイツに届いた日本の夏


 世間をいろんな意味で騒がせていた2020年東京オリンピックの開会式が、ドイツ時間23日(金曜日)の14時から放送局ZDFで放映されていたので見ていました。いろいろと言われているようですが、個人的にはとても良かったと思いました。カウントダウンの最後0をスタジアムの形になぞらえた演出、復興の象徴だった江戸の火消しと大工のパフォーマンス、掲げられた木製の五輪マーク、MISIAの君が代、ドラゴンクエストの序曲から始まっての、壮大さを感じるゲーム音楽の数々での選手入場、1824台ものドローンを使ったオリンピックエンブレムからの地球への変貌と回転(すばらしい技術!)、ピクトグラムパフォーマンス(最高におもしろかった!)、聖火台のデザインと動き、などなど……名場面が多かったなあ。とても楽しい開会式でした。

 さて、ちょうど同じ日に、日本からの一通の封筒が届きました。中は友人が送ってくれた暑中見舞いのカード。昨今はメールやメッセージツールなどでのやり取りが多いなか、こうやって郵送で送られてくる手紙は、うれしさもひとしおです。
 カードは日本の夏らしい朝顔がデザインされているもので、組み立てると上の写真のように立体的な朝顔の鉢に。とってもうれしくて、さっそく飾っています。この友人は、以前にも富士山を背景に花盛りの桜がデザインされた立体カードを送ってくれて、それもずっと飾っていました。どんなに天気が悪く寒くても、そのカードを見ればそこだけは年中春だったのがうれしかったです。朝顔もきっと同じように、年中夏を振りまいてくれることと思います。
 ありがとう、友人!
 
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