土曜日に配られる広告


 いま住んでいるゲッティンゲンでは、土曜日になると無料で配られるものがあります。一つは上の写真左にあるビニール袋に入った次週の主なテレビ局の番組表と周辺にあるスーパーの広告、もう一つは写真右にあるExtra Tipというゲッティンゲンやニーダーザクセン州南部で配布されている新聞(というより広告紙みたいなもの)と周辺にあるスーパーの広告です(これら二つの広告は、もちろんほぼ丸かぶりだよ!)。ちなみに、Extra Tipは紙面を電子版で読むことができます(リンク先:Extra Tip)

 でもこれ、毎週必ず配布されるとは限りません。寒かったころは、どちらか片方だけが届いていれば良い方で、どっちも届いていないことの方が圧倒的に多かったです。以前住んでいたドイツの町にも同じように無料で配布される新聞と広告がありましたが、配布されなかったことはなかったように記憶しています。そのため、届いていない週が続くのが不思議でした。しかし、ここのところ毎週どちらも配布されるようになったんですよね。何で急に!?と戸惑いましたが、『ははあ、最近暖かくなってきたもんね、配達してる人がようやく活動的になったってことか、さすがドイツクオリティ☆』……ではないかと邪推しています(あくまでも想像で書いていることで、本当のところはどうだか知りません)。去年は、引越しをしてきた直後から9月くらいまでは毎週届いていたように思うので、やっぱりね、という感じです。

 新聞のExtra Tipは一通り目を通しますが(読めているわけではなく、『目を通す』だけ)、広告はもうあまり目を通さなくなってしまいました。以前は嬉々として毎週届く新聞と広告を眺めていましたし、それが週末の小さな娯楽でもありました。ゲッティンゲンでも、引越してきた直後は届くのを楽しみにしていましたが、寒くなり始めたころからこれらが毎週届かなくなり、このことがきっかけとなり、広告がチェックできるスマートフォンのアプリを導入し、それをいまも使うようになりました。そうなると、紙が必要なくなってしまったんですよね。郵便受けに入っていれば一応部屋には持っていきますが、広告を開くことがなくなってしまったのです。広告用のペラペラの紙とはいえ、ドイツは紙が高いこともあって、目を通さずに捨てるのはなかなか勇気がいります。そんなこともあって、部屋には見ていない広告が山積みです。

 揚げ物をするときに、油きりにと、ときどき未読の広告を使ったりしていました。しかしこのごろは、揚げ物に使う小麦粉やサラダ油が戦争のせいでいまだに不足中(たまーに少しだけ入荷していますがあっという間に完売する)なので、揚げ物自体あまりやらなくなってしまい、完全に使いみちがなくなってしまいました。なにかほかに使いみちはないものかと考えていましたが、最近はそれも面倒になってきたので、毎週きちんと届くなら、アプリの使用を一時中断して、紙広告に目を通すようにした方が良いような気がしています。広告を見るのはやっぱり楽しいですし。
 
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