スーパーは朝に行くのが良い
ドイツのスーパー(イギリスもですが)は、だいたいどこも朝7時ごろから開店しています。いつもたいてい午後から夕方ごろに買い物へ行っていたので、早朝から開いていることを便利だと思ったことはあまりありませんでした。しかし、ケンブリッジに住んでいたときに一度、アパートの水が止まってしまったことがありました。下記記事でもそのときのことに触れています。
翌朝、スーパーの開店時間(そのとき近所にあったSainsbury’sは7時半だった)と同時に入って、ミネラルウォーターを8リットルほど購入しました。朝早い時間帯だったので、このときお店には十分な水の在庫があったのですが、お昼過ぎには棚からほぼすべての在庫がなくなっていました。もしのんびり午後に買い物へ行っていたら、ミネラルウォーターを買い逃していただろうと思います。
また夕方に買い物へ行くと、驚くほど野菜やお肉といった生鮮食料品がなく、とくに野菜や果物で、売り場の棚がすっからかんになっていることも多々あります。これはとくにドイツで顕著で(うちの近くのスーパーだけかもしれませんが……)、野菜や果物が売り場に並んでいないなんてことも日常茶飯事。生鮮食料品は、朝に入荷したものをその日のうちに売り切ってしまうからだとは思うのですが、おかげで夕方に買い物へ行っても、買おうと思ったものが買えないことが本当によくあります。
イギリスでのミネラルウォーター購入の経験もあって、それからは夕方の買い物を避け、15時くらいまでには買い物へ行くようにしていました。
そんなある日の朝、朝食にゆで卵を用意しようとしたら、ちょうど切らしていて前日に買い忘れていたことがありました。慌てて近所のスーパーへ買いに行ったら(このときは朝の8時半ごろで、そのスーパーは7時開店)、見たことがないくらい野菜売り場に商品が山盛りに並んでいて、午後や夕方の売り場を知っているだけにそのあまりの量にめちゃくちゃ驚いてしまいました。そうか、朝早い買い物なら、こんなにたくさんの商品からいろいろ選ぶことができるんだ!ということ、このとき知りました。
それからは、朝食前の朝8〜9時ごろ(我が家は夫の起床が遅いので、朝食も遅いのです……)に買い物へ行くようになりました。人も少ないため、実に買い物しやすいです。いまは野菜も果物も種類が豊富な時期なので、選び放題。そして、いろんな野菜や果物が山盛りに並んでいるのを見るのが楽しい。午後に行ったらほぼ手に入れられないコリアンダーなんかも余裕で在庫があるし、朝早くに行くスーパー万歳。午後の買い物でも十分だと思っていましたが、開店してすぐとは並んでいる商品の量が桁違いでした。
野菜と果物、お肉、卵以外は何時に行っても在庫がなくなっていることがあまりないので、まず朝にこれらを購入しておいて、足りないものがあれば夕方に買い足すようにしています。家から徒歩2分くらいで行けるところにスーパーがあるからこそできることかな、とも思いますけどね。スーパーは朝早くに行くのが吉。