思いつきで編み始めたヘアバンド


 先日、髪を結んだままでも耳の防寒ができるヘッドバンドWinter Smiles Headbandを編みました。これが本当に便利で暖かいし、大のお気に入りです。

しかも、ここ一週間はプラスの気温になる日がなくてとても寒いので、ちょっとでも外に出ることがあれば、必ず使っています。これが完成してからは、帽子を全然かぶらなくなってしまいました。そして、なんなら家の中でも使っています(定位置が窓際で、暖房がガンガンに効いている部屋でも窓から冷気が漂ってきてちょっと寒いのです……)。でも、外で使うのとは違う使用目的になることもあります。

 ちょうどよい伸縮性とサイズであることもあって、お化粧を落とすときに髪の毛を押さえるヘアバンドとして使っているのです。これがあるのとないのとでは、お化粧落としもはかどります。ただ、Winter Smiles Headbandはウールとアルパカの混紡なので、クレンジングオイルが付いたり、水やぬるま湯で濡らさないようにしなければならず、かなり気をつけて使っています。しかし、何度か使っているうちに、いろいろと気をつけるのがだんだん面倒になってきました(これしきくらいのことで……!)。ちょっと汚れても、ガシガシ洗えるのがやっぱり便利。『このヘアバンドが綿やアクリルだったらなあ』、そう考えてしまったのも至極当然。市販品のヘアバンドを買おうと思ったことは何度もあるのですが、実際に品物を目にしても買おう!という意欲が沸かず、ずーっと購入を先送りにしていました。

 それならば、と家にちょうど持て余していたコットン糸があったので、これで編んじゃおう!と突然ひらめき、そして編むことにしました。

 このヘアバンドは4 plyのコットン糸で、使用針は2.75mm。パターンはWinter Smiles Headband(リンク先:Ravelry)をベースにしていますが、ねじって止めることはせずに、最後はメリヤスはぎ Kitchener Stitchで作り目と最後をつなげる予定です。編地を一重ではなく二重にしたのは、その方が適度に頭にみちっとフィットするかな、と思って。毛糸で編んだ針の太さは、かなりテキトーに選んでいます。たまたますぐに使えるのが2.75mmだった、ってだけの理由。
 編地は、編もうと思った当初はメリヤスで考えましたが、思いつきで簡単な模様編みGranite Stitchで編むことにしました。この模様編みは、カーディガンBreckonで使われているものです。この編地が好きで、Breckonを編んで以降は、夫のくつ下を編むのに使ったりしています。

 でも、これだと裏目が多いので、編むスピードがどうしても遅くなることに、編み始めてから気づいた。失敗したかもなー、なんて思いながら編み進めています……。いつ完成するかしら。
 
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