かけはぎ用に糸を残しておく重要性に、いまさら気づきました


 ヨーロッパに来て、初めて自分のセーターを編んでから5~6年が経ちました。初期のころに編んだセーターはとくにお気に入りで、毎年冬になると必ず着るワードローブとなっています。


 
 先日、Lightweight Raglan Pulloverを着ようと手に取ったら、左脇に小さな穴が空いているのに気づきました(写真撮っておけば良かった……)。1目だけ空いたその穴をよく観察してみても、何が原因なのかは分かりませんでしたが、このまま放っておけば穴は大きくなるばかり。ということでかけはぎすることに。

 Lightweight Raglan Pulloverを編むときに使った糸を探すところからはじめましたが、無事見つけることができ、それを使って慎重に穴を塞いでいきました。ほつれていたのが1目だけだったのが幸いし、すぐにかけはぎは終了。ちょっと糸がつっていますが、ほつれていたことが分からないくらいにはなったと思います。

ちょっと糸がつっちゃっていますが、自分で着るものだし、遠目からは分からないので問題なし

 
 このとき「残り少ない糸だからといって、捨ててはダメだ」ということに改めて気づきました。もちろん、これまでに、それなりの長さがある残り糸を捨てたことはありません。その理由は「捨てるのはもったいないから」でした。今回のようにかけはぎをするのに使えるのを知って、恥ずかしながら、このときまではこういう意識を持ったことがありませんでした。たしかに、市販のセーターにも、かけはぎ用に糸が付いてくるものがあるくらいですから、残った糸も重要な道具ですよね。
 先日、毛糸のラベルについてどうしようか迷っていることを書きましたが、個人的にはそれよりも残り糸の保管の方が重要。それこそ1メートルくらいでもいいので、かけはぎ用の糸をまとめて別途保管しておこうと心に決めました。時間があるときにでも、ちまちまとやっていこうと思います。
 
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