春が見えてきた


 日本に住む友人たちのSNSを見ていると、日本ではもう梅が咲いていることを知りました。これぞ日本の春を告げる花ですよね。先日、夫と近所を散歩をしていたら、クロッカスがみっしりと群生しているところを見つけました。ヨーロッパでは、その辺の芝生にクロッカスの蕾が顔を出すと、もうそろそろ春なんだな、と思います。ここ一週間くらいはとくに日中の気温が10℃前後だったこともあって暖かかったので、きっとそれもクロッカスの成長を促したのでしょう。

 先日Rosenmontagが終わり、22日灰の水曜日 Aschermittwochで四旬節の初日を迎えました。スーパーなどの店頭にも復活祭グッズやお菓子などが並び始め、それらの商品はパステルカラーを使ったものが多いからか、クリスマスとはまた違った華やかさとなります。花や商品で春が見えるっていうのは良いですね。 
 
 カーニヴァルが終わったあと、今年の復活祭はいつだっけ?という話しが出るようになるもの、我が家ならではの春の行事みたいなものです。コロナ禍以前は、毎年復活祭には教会へ足を運び、ミサに与っていました。コロナの厳しい制限が解けた昨年はマインツ大聖堂へ足を運びました。

 我が家から徒歩5分圏には五つの教会がありますが、一つを除いて全部プロテスタント(エヴァンゲリッシュ)です。カトリックの教会は一つだけで、それがとっても小さい。その小ささゆえ、あまり夫が行きたがりません。というのも、教会にはコミュニティがあり、近所だとここしかカトリック教会がないということもあって、おそらくみんな顔見知り。そのため、よそ者がおいそれと入っていける感じではないだろうから、とのこと(昨年のクリスマス当日に、やむを得ずその教会のクリスマスミサへ行きましたが)。

 そんなこともあって、夫にとっては大きな教会の方がミサを与りに行きやすいようなので、私もそれに付き合っています。今年2023年の復活祭は4月9日(日曜日)ですが、どこの教会に行くことになるかなあ。こういったことはぜーんぶ夫任せなので、私は「どこの教会に行きたい?」と聞かれたらそれに答えるくらいで(しかも、それが実現するとは限らない 笑)、それ以外はほとんど関与しません。
 
にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です