Vervain その2「なぜこんなことに……」 ~52 Weeks of Socksプロジェクト


 先日から編み始めているくつ下のVervainですが、途中まで順調に編めていました。編めていたんですが……。またも編み方を間違えていることに気づいてしまいました。


 くつ下パターン集、Laine Publishing“52 Weeks of Socks”(リンク先:Ravelry)に掲載されている52作品を全部編むという『52 Weeks of Socksプロジェクト』をのんびりと行っています。このくつ下パターン集については、下記の記事で紹介しています。

Vervainのパターンは↓こちら(リンク先: Ravelry)。


 先日の投稿(下記記事)から結構集中して編んでいたので、かかとが編み終わり、足 Foot部分に入ったところで、ふと何か嫌な予感がしたので、本に書かれていることを確認しました。すると、予感的中。模様編みの略語を勘違いしていたことが分かりました。というより、どう編むのかをちゃんと読んでいませんでした。はあ……バカ。

 問題の読み間違いは、3目一度をするSSKPです。
 私はこれを、slip, slip, knit, pass slip stitch overだと思って編んでしまっていました。最初の目を表目を編むように針を入れて右針へかけ、次の目も同様に、3目めを表目に編んで、右針へかけた2目を3目めにかぶせていました。

 本にか書かれていたのは、次の一文です。

Ssk, then sl remaining st from RH needle back on to LH needle.
引用元:52 Weeks of Socks (Laine Publishing OY, p. 127, 2020)

 最初の2目でSSKをするように指示されていたのです。そして、この目を左針に移して、3目めを戻したSSKの目にかぶせて完成です。

 これは、見た目は左上3目一度(表目を編むように一度に3目に針を入れて編む)のように見えます。左上3目一度は左の目が一番上で、次に真ん中の目、一番下が右の目と重なっていますが、SSKPの場合は最初の2目でSSKをしているため、左の目が一番上、次に右の目、一番下が真ん中の目と重なっています。このSSKPは、私が持っている編み物本『ヴォーグ基礎シリーズ あみものホットライン ~困ったときにズバリお答えします』(日本ヴォーグ社、1991)には載っていない編み方なので、おそらく特殊な編み方なのだろうと思います。

 いずれにしても、私が勘違いしていたような編み方ではないので(かすってもいない)、こりゃ編み直ししなきゃだめか~、と全部をほどこうと思いました。でも、もうすでにかかとも編み終わって、足部分を編み始めたところ。

かかと編みでとくに苦労したことはありませんが、これを全部また最初から編み直すとしたら、また時間がかかる。そう思ったらほどく手が躊躇してしまいました。長考ののち、どうすることにしたかというと、「模様編みだけほどこう」。そして、それが一番上の写真です。全部で80段ほどの模様を編み直しです。
 ほかの目は輪針のケーブルに休めて、2.5mmの5本針を使って、模様編みだけを編んでみようと思います。普通に編むのとは訳が違うので、模様がガタガタになるだろうなあ……。ああ、自分のバカさ加減に呆れる。結果は次回。
 
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