冷凍ケーキを初めて買ってみました


 ドイツでは、冷凍食品が並ぶ棚に冷凍ケーキ Tiefkühl-Tortenが売られています(日本にもあるんですかね? 買ったことないし、気にしたことないのでちょっと分かりません……)。専門店やパン屋さんで買ったのをすぐに食べる方が美味しいと思っているので、いままで一度も冷凍ケーキは購入したことがなかったのですが、夜食事の帰りにスーパーへ行ったとき、酔っ払って気が大きくなっていたせいで、つい購入してしまいました。我が家の冷凍庫はとても小さく、冷凍ケーキの箱が入っただけでパンパンになってしまったので、これは消費するしかない、と食べてみることに。

 上の写真がそれ。スーパーReweのオリジナル商品で、いちごとルバーブのシュトロイゼル(リンク先:Wikipedia)のケーキです。いちごやルバーブの季節(春ごろ~夏)になると、専門店やパン屋さんの店頭でもよく見かけます。この箱には、一辺が約15cmで、それを切り分けた4片のケーキが入っています。パッケージには「あらかじめカット済み vorgeschnitten」とありますが、切ってすぐ冷凍しているからなのか、せっかく切った断面がくっついてしまっていて、切られたケーキが全然独立していなくて、結局包丁で切り分けました(カット済みの意味とは……)。

 ケーキなんてどうやって解凍するのかと思いきや、電子レンジ(350W)で7分温めて、そのあと室温で10分放置、だそうです(箱裏面より)。私のやり方が悪かったのか、3分くらいでレンジの中から香ばしい匂いがしてきたので様子を見てみたら、解凍が完了していました。むしろ、レンジにかけすぎたなと思うくらいで、ルバーブといちごのジャムが少しはみ出てしまってだらしない形になってしまったのにはちょっとガッカリ。そのあとはパッケージに書かれていたとおり、そのまま室温に放置してから頃合いを見て食べてみました。見た目はいまいちでしたが、味はなかなか。もちろん、冷凍じゃないケーキの方が圧倒的に美味しいですが、これはこれでいいかも。
 まだあと3片も残っているので、次食べるときは冷蔵庫内または室温放置で自然解凍させて食べてみようと思います(その方がきっと見た目が良いはず)。

電子レンジで解凍したケーキ。ジャムがはみ出ててちょっと形が崩れてしまいましたが、味はなかなか美味しかったです

 
 ドイツでは、季節の果物を使って作られているケーキはその果物の季節が終わってしまうとパタリと見かけなくなってしまいます。たとえばルバーブを使ったケーキは、春から夏ごろまではあちこちで見かけるのですが、秋が近づくと店頭から消えてしまいます。ルバーブのケーキが大好き!という人は、こういった冷凍ケーキを購入すれば、一年中ルバーブのケーキが食べられていいのかもしれませんね。冷凍ケーキを食べたのは、自分にとっては結構珍しい経験でした。でも、もう多分買わない(笑)。
 
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