Rocking Chair その2「移動中に編み物 3」 ~52 Weeks of Socksプロジェクト

ICEの4人がけの席(真ん中に大きなテーブルがあって便利)に座って、持っていったRocking Chairを広げたところ。まだあまり編めていません

 
 今週から夫が2週間の休暇を取ったので、いつもなら土曜日にしか行けなかった美容室に、今回は平日に行ってきました。平日だと予約が取りやすくてうれしい。

 ゲッティンゲンからハノーファーへは、ICEだと40分足らずの短時間で到着するのですが、やはり移動中は編み物をしたい。そして、今回は夫だけでなく私もカットをしてもらうことになっていたので、夫を待っている間も編み物ができる。そうすると合計1時間以上は編み物ができる時間が取れることが分かったので、持っていかない手はないと判断。ただ、現在集中して編んでいるトップスのSummerは持ち運ぶのにかさばるので、小さなプロジェクトであるくつ下のRocking Chairを持ち出すことにしました。持っていくのは毛糸玉と針(あと糸を切るカッター)くらいですむため、荷物にならないのがいい。移動中の編み物について書いた前回の記事は↓こちら。


 くつ下パターン集、Laine Publishing“52 Weeks of Socks”(リンク先:Ravelry)に掲載されている52作品を全部編むという『52 Weeks of Socksプロジェクト』をのんびりと行っています。このくつ下パターン集については、下記の記事で紹介しています。

Rocking Chairのパターンは↓こちら(リンク先: Ravelry)。


 移動中の編み物って、景色に気を取られたり、夫に話しかけられたりして、そんなに集中できるわけではないのですが、今回編めたのは23段くらいだったので、結果としてはそこそこ進んだだろうと自己満足。美容室で夫のカットを待っている間、予定通り編み物をしていたら、お年を召したマダムが声をかけてくれました。こういうことってあんまりない経験だったので、うれしかったです。
 外で編み物をするのは良い気分転換になるし、外は良い季節で明るいので、電車移動に限らず、庭ででもいいから外で編み物をしていきたいな。

電車の中や待っている最中に編んでいたら、これくらいは進みました。満足

 
 移動中に編み物をしたこととはほんの少し関連はあるものの、話が大きく逸れてしまいますが、今月から始まったDeutschland-Ticket(D-Ticket、いわゆる49ユーロチケットのこと)についてちょっと書いてみます。

 ドイツ鉄道では、今月から、ドイツ全土の公共交通機関に乗り放題(ICEやICなどの長距離列車や長距離バスは除く)となるDeutschland-Ticketというサービスが始まりました。

このチケットは昨年の9ユーロチケットと同じく(下記記事)一ヶ月間有効です。ただ、昨年のと違うのは€49というお値段だけでなく、サブスクリプションタイプのチケットである点です。購入者がキャンセルしないかぎりは、月をまたぐと自動的に購入されていきます。そのため、たとえばひと月だけ使いたい場合は、毎月10日から暦月の末日までの間にサブスクリプションをキャンセルする必要があります。しかし、その後何度でも購入することは可能です。

 今回のハノーファーへの移動に、お互い49ユーロチケットを購入しようかと夫と話し合いをして、結果、見送りました。私はREでハノーファーへ移動することを厭わないのですが、移動が長ければその分編み物の時間が取れると喜ぶ私とは違い、夫は移動時間を節約したいICE派(『食堂車で飲んだくれたい派』とも言う……笑)。致し方なし。もしいま住んでいるのが以前住んでいたユーリッヒやマインツだったら、当時はREやRBだけでなくローカル線やバスを本当によく使っていたので、間違いなく購入していただろうなあ(そのころは、グループチケットや週末チケット、回数券などを利用していた)。今住んでいる場所は、そういった乗り物を乗る機会が少ないんですよね~。夫の仕事の環境や生活環境、とくに前者が以前とは大幅に違うからだろうね。
 

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