ゲッティンゲンの不思議なお店Zindelhof


 ゲッティンゲンには、ちょっと不思議なお店があります。基本的にはクリスマス時期しか開店しておらず、夏はお天気が良い日にときどき開店しているらしいZindelhof(ツィンデルホフ)というアンティークショップです。これまでお店が何度か開いているのを見たことがありましたが、入ったことは一度もありませんでした。先週末はとてもお天気が良くて、お店も開いていましたので、思い切って入ってみました。

◎Zindelhof


 
 入り口ではカフェの提供をしているようで、コーヒーマシンが置かれていて、店員らしき人がコーヒーを入れていました。みんなラフな格好をしていたので、誰が店員で誰がお客さんなのかが分からない感じ。入店時に『ハロー』と声をかけてくれた男性は、たぶん店員さんだったのだろうと思います。すごく力が抜けている感じがして、居心地は悪くありませんでした。

 奥へ進むと中庭(Hof)があり、アンティーク品がところ狭しと並んでいました。きれいなお店にきれいな商品を並べているのではなく、ある家庭の倉庫や物置が開放されている、といった感じでした。初めてちゃんと中庭に入りましたが、なんとも言えない不思議な気持ちになる空間に、ちょっとたじろいでしまいました。上には鉄道模型用の線路が敷かれていて、そこを走る列車の音が、現実世界に引き戻してくれてなかなか良かったです。ひとしきり中を見たあとお店を出ましたが、なんとも狐につままれたように思えて仕方ありませんでした。だから、お店の説明もなかなかむずかしい(笑)。

 クリスマス時期に開いているお店として、Instagramを通じて知っていましたが、クリスマスのときとどう違うのかが分からないので、あまり詳しいことが分かりません。クリスマスには、クリスマスにかんするさまざまなものが展示・販売されているらしいので、今度は真冬に見てみたいものです。
 
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