オレンジケーキに使ったGeriebene Orangenschale


 先日、ちょっとした集まりがあったので家からもサラダとオレンジケーキを作って持っていきました。我が家は夫が甘いものがあまり好きな人ではないので、ケーキ自体作るのが超久しぶり(下手したら一年以上作ってなかったかも)。そういえば、暑かったころは果汁100%ジュースを買ってきてゼラチンで固めてゼリーにして食べてたこともあったけど、まあ、これはケーキではないということで。

 オレンジケーキは、以前このブログで紹介したレモンケーキ Lemon Drizzle Cakeの、レモンがオレンジになっただけのもので、牛乳やバターを使わなくていいし、手間もほとんどなく、材料をよくかき混ぜるだけなのでめちゃくちゃ簡単。

 いままでは、自分で食べるだけだったこともあって、粉砂糖とジュースを混ぜるだけのアイシングはかけたことがありませんでした。お菓子の名前にdrizzle(滴らせる)とある意味よ……。でも今回、初めて(初めて!)アイシングをかけて作ってみました。それが上の写真です。なかなか美味しくできたと思います。これを切って集まりに持っていきましたが、あっという間にほぼ売り切れになりました(両端だけ残っていた不思議。カリカリしてて美味しいのに←個人的主観)。

 このオレンジケーキを作るにあたり、粉砂糖を買おうと近所のスーパーへ行ったとき、「こんな便利なものがあったのか!」と驚いたのが、お菓子用の材料としてオレンジの皮が売っていたこと。Dr. OetkerGeriebene Orangenschale(オレンジの皮のすりおろし)がそれです。スーパーへ行けばこれが買える、というのが良い。

 これならオレンジがなくても手軽にケーキが作れる~!と、さっそく今回作ったケーキに使いました。封を開けるとフワッとオレンジの爽やかな香りがしてきたので、思わずたっぷり入れてしまいました。焼き上がったケーキからもほんのりオレンジの香りが。おかげで、とても美味しいケーキができました。

 Dr. Oetkerは、ドイツを代表する食品会社の一つで、お菓子作りやパン作りが好きな人なら、Dr. Oetkerの商品をどこかで目にしたことがあると思います。ドイツでは、お菓子やパンを作る材料が並ぶ棚には、必ずDr. Oetkerの商品が置いてあり、ドイツであればどこででも簡単に手に入れることができます。そういえば、イギリスでも、スーパーの棚に並んでいるのを見ました。

 ちなみに、レモンの皮のすりおろしも売っています。

 もちろん、本物のオレンジやレモンの皮を使った方が良いことは分かってはいます。ただ、ケーキ作りって基本的に結構手間暇がかかるものじゃないですか。いかに手軽で簡単に作れるかが、個人的には重要な要素の一つなのです。こういった便利なものを利用する手もある、ということを知ると、ケーキ作りの難易度がかなり下がる気がします。
 
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