Morning Coffee その8「好奇心を抑えられず……」 ~52 Weeks of Socksプロジェクト


 先日片方が編み上がったくつ下のMorning Coffee、もう片方を取り掛かるにあたり、やってみたかったことをやってしまいました。それは、かぎ針で別糸を編み針に編みつける作り目(Provisional Cast On)をせずに、Judy’s Magic Cast Onで作り目をして、ショートロウをしてつま先を作っていくやり方です。


 くつ下パターン集、Laine Publishing“52 Weeks of Socks”(リンク先:Ravelry)に掲載されている52作品を全部編むという『52 Weeks of Socksプロジェクト』をのんびりと行っています。このくつ下パターン集については、下記の記事で紹介しています。

Morning Coffeeのパターンは↓こちら(リンク先: Ravelry)。


 初めてMorning Coffeeのつま先を編んだときは、パターンのとおり、別糸を使った作り目で編み始めました。

しかし、つま先が編み終わったあと、「これって、Judy’s Magic Cast Onでできるんじゃ?」と身も蓋もないことを考えました。でもねー、邪道は承知でやってみました。

 結果、道具も手間も少ない分、こっちの方が楽ちんで簡単だったー! 別糸を使った片方は、つま先ができるまで結構手こずったのに、こっちはあっという間にできました。つま先とかかとと二度同じことをやっているため、三度目ともなれば編みなれたというだけかもしれませんが。

 別糸を使う場合、用意するのは、別糸とかぎ針が必要で、これらを使って前段階であるくさり目を編み針に編みつけるところから始めなければなりません。そして本体(今回の場合はつま先)を編み終えたあとには、別糸をほどき目を拾うという作業も加わります。しかし、JMCOであれば、道具は輪針と本体を編む糸のみで、他に道具はいりません。本体を編む糸を直接編み針にかけるだけ。本体を編み終えても、休ませている目はもうすでに針にかかっているので、そのまま続きを編めばいいだけです。この違いは大きい。

 もしかしたら仕上がりに多少の違いがでてるかもしれませんが、私には全然分からなかったのでオッケー(大雑把)。丁寧に編むなら、別糸を使った作り目の方がいいと思いますが、手間を減らして時間を短縮するなら、JMCOを使うのも一つの手だと思いました。

 今回のような場合や以前編んだカーディガンBeccoでもそうでしたが、パターンに別糸を使った作り目とあっても、JMCOで事足りることがあることは覚えておこうと思います。
 
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