今年も近所の教会でイースターミサ Ostermesse


 我が夫はカトリック信者であるため、クリスマスと復活祭(イースター)には必ず教会へ行きミサに与ります(コロナ禍はこの限りではなかったですが)。以前ドイツに住んでいたときは、ケルン大聖堂やマインツ大聖堂と大きな教会でミサに与っていましたが、我が家の近くにあるカトリック教会St. Michaelはそれらに比べると小さい教会です。大聖堂でのミサもとても良かったのですが、近所のSt. Michaelくらいのサイズの方が個人的には好きかもしれません。

 昨日の復活祭ミサは午前中と夕方の二回あり、我が家は夕方のに行ってきました。私は信者ではありませんが、毎回夫と一緒に参加しています。ミサの何が楽しみかって、それはオルガンの演奏です。これを聴きたいがために行っていると言っても過言ではありません。教会のなかを音が目一杯響き渡るその迫力は、どのコンサートホールでもなかなか味わえない贅沢な空間ですから。昨日の演奏もすばらしかった~!

 今回聖歌集Gotteslobから歌った曲は、1950年代よりあとに作られたものが多かったように思います。意外と現代的。なかでも際立っていたのは、昨年の記事でも書きましたが834番の“Du bist heilig, du bringst Heil”でした。シンコペーションを多用したニ短調。初めて聴いた昨年はこれが聖歌?と驚いたものです。今年も歌えてうれしい。ただ、テンポが結構速いので、ドイツ語で歌うのがかなり難しくてほとんどハミングしかできなかったけどさ……。
 このミサで歌う歌って、どうやって決めてるのか気になるな~。昨年といい今回といい、現代的な曲が多かったのは、もしかして神父様がこういった曲をお好きなのかしら。

 約1時間半のミサが終了したあとのオルガン演奏もしっかり全部聴いて、教会をあとにしました。
 
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