ソストレーネ・グレーネで買った段数カウンターを実際に使ってみた


 先日、ソストレーネ・グレーネで、新商品として先月くらいから店頭で販売が始まった段数カウンターを購入しました。いま編んでいるIlaria Shirt(1目ゴム編み版)で身ごろだけの編みが始まり、ちょうど段数を数える必要があったこともあって、さっそく使ってみました。

 それまで使っていた段の最初と最後の間に入れていた目数リングを段数カウンターに変えて、段が変わるごとに数字を変えていくようにしました(使い方、これで合ってるよね?)。編むのと同時に段数カウンターが何段目編んだかを教えてくれるので、あとからいちいち段を数えなくてすむし、10段編めたらスティッチマーカーで印を付けていく、というのをくり返せばいいだけ。これまで、とくにとくにセーターやカーディガンなどでは、段を数えるのにえらく時間を取られていましたが、これならその時間を短縮できるし、便利! 個人的には、回して使う段数カウンターよりもこちらの方が使い勝手が良いと感じています。あと、編んでいると段数カウンターがシャラシャラと音をたてるのもいい。めちゃくちゃ耳に心地良くて思わぬ癒やし効果。

 しかし、それでも使いづらいと感じる点はあります。これは、ソストレーネ・グレーネのこの商品に限定される話ですが、使いづらさを感じた最大の点とは……丸板に印字されているのが片面だけなこと! これは想像以上にめちゃくちゃ使いづらい! 片面が真っ白だと、場合によってはすぐに数字を認識することができないため、いちいち数字がある方にひっくり返さないといけなくて、そこが一番使いづらいと感じました。あまりにも不便なので、印字されていない片面に自分で数字を入れることを検討しています。一番簡単なのは、数字のスタンプを使うことですかね。片面に入っている数字に合わせて焼き付けができればいいんだけど、さすがにそれは無理だと思うので、やっぱりスタンプかな。

 ほかにも、くつ下編みで段数を数えるには、針の細さに比べて丸カンと数字の丸板が大きすぎる(どちらも直径約1.5 cm)ので、もしかしたら使いづらいかもしれないとも思いました。ただ、これについては、自分にとってはそんなに大したことではありません。そもそもくつ下編みをするときはほぼマジックループをするので、このタイプの段数カウンターは使えませんからね(ミニ輪針なら使えるけど)。

 こういった多少の使いづらい点はあるものの、概ね満足しています。すぐに手が出せる価格(€1,98はむしろ安すぎる)も良かったし、スタンプで数字を入れれば、もうちょっと使いやすくなるハズ。ということで、買って良かったと思っています~。
 
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物(個人)へ 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です