移動中だけでも結構編めるので、編みかけを持ち歩くのはやめられない ~Ilaria Shirt(1目ゴム編み版)
旅やちょっと遠出するときは、編みかけのものを持っていって、列車で移動中などに編んだりしています。でも実は、編み物ができる時間ってそのときくらいしかありません。何なら、編み物が全然できないときもあります。でも、もしかしたらどこで時間が確保できるかもしれないと思い、ついつい持っていってしまいます。今回はちょっと大きめではありましたが、編みかけのIlaria Shirtを持っていきました。
ドイツの毛糸メーカーLana Grossaが販売しているパターン単品ブックレットBeloved Knitsシリーズから、Ilaria Shirtという夏用セーターの一部をちょっとだけ改変(首周り・裾・袖口のイギリスゴム編みを1目ゴム編みに変更)して編んでいます。
以前編んだ改変なしのIlaria Shirtの完成品は↓こちら。
ブックレットについてのレヴューは↓こちら。
購入したのは紙版でしたが、デジタル版も販売されています。
今回の移動中、編み物ができたのは行きのIC(Inter City)のなかと、帰りのハノーファー―ゲッティンゲン間の二回だけ。時間にすると合計2時間半くらいでしょうか。いま編んでいるIlaria Shirt(1目ゴム編版)は、今月中に完成させるために少しでも編み進めたかったため、2時間半も確保できて編めたのには大満足。今回も持っていって良かった!
ただ、移動中の編み物で唯一ワナがあるとすれば、隣に座っている夫に話しかけられること(笑)。目や段を数えているときにこれをやられることがなぜか頻発します。わざとじゃないみたいだけど。
電車のなかで編み物をするというのは、自分にとってはもう普通のことになっていましたが、実はほかの方が編んでいるのはほとんど見たことがありませんでした。一度だけ、大昔にフィンランド旅行中にありましたが、それきり。それが今回、デュッセルドルフからの帰り、ハノーファーからゲッティンゲンへ向かう列車のなかで、たまたま同じ列の反対側の窓際に座っていた女性(10~20代くらい?)が編み物をしているのを発見。個人的にレアな体験だったので、なんだかうれしくて、勝手に仲間意識を感じました。
フィンランドでの体験については、下記記事で書いています。
さて、旅の最中に、身ごろのボーダー線が入れたいと思っていた数に達したので、ここでひとまずコントラストカラーを使って編むのは終わります。あとはひたすら裾まで編んでいくだけ。
いま考えているのは袖の長さのこと。イギリスゴム編みを使う本来のパターンでは、袖でコントラストカラーを編むことはなく、メインカラーだけを使って編んで終わる半袖だったのですが、今回は七分袖くらいにしようかとちょっと悩んでいます。7月中は暑くて最高気温が25℃前後(30℃予想の日もある)なのですが、完成して着るであろう8月に入ったら、現在の予想では20℃ちょっとなんですよね。悩ましい。袖の長さについては、身ごろが編み終わるまでにどうするか決めることにして、まずは身ごろを編んでしまうことにしよう。