Alvar その8「つま先を編みながら増し目のことを考えた」 〜52 Weeks of Socksプロジェクト
今日は涼しく、最高気温が24℃らしいので、編み物をするにはちょうど良い気候です。明日からまた暑いらしいので、それがちょっと憂鬱。でも、8月に入ってから空気がちょっと秋っぽくなったような気がします。
さて、くつ下Alvarのもう片方を編み始めました。でも、全然進んでいません……。
くつ下パターン集、Laine Publishingの“52 Weeks of Socks”(リンク先:Ravelry)に掲載されている52作品を全部編むという『52 Weeks of Socksプロジェクト』をのんびりと行っています。このくつ下パターン集については、下記の記事で紹介しています。
Alvarのパターンは↓こちら(リンク先: Ravelry)。
つま先から編むToe-Upは、増し目をしていってつま先の形を作ります。このとき、どの増し目の方法を使うのかは、パターンに書かれているとおりにすることもありますが、自分の一番好きな方法で増し目をすることが多いです。
英語パターンを編むようになって、あちこちで見かけ使用されていると感じるのは、渡り糸を左または右にねじって編むm1l(make 1 left)、m1r(make 1 right)でしょうか。私自身もセーターやカーディガンなどで使うことが多い方法です。ただ、渡り糸を引っ張って作る目なので、その前後の目が小さくなってしまうのが、個人的にあまり好きではありません。なんでか分からないのですが、とくにくつ下で増し目をするさいに使うことにほんの少し抵抗があります。そのためくつ下では、編んでいる段の下の編み目を引き上げる、左増し目(Left[-leaning] Lifted knit Increase)、右増し目(Right[-leaning] Lifted knit Increase)をよく使っています。見た目がスッキリしていて好きなんですよね~。
増し目の方法はいくつかあり、それぞれの見た目が少々異なります。そのため、何を編んでいるときにどれを使うか、意外と悩みます。昔、増し目の方法と見た目を比較した記事『5種類の増し目、見た目の比較』(2020年6月19日執筆)は、当ブログで一番アクセスが多いのですが、それだけ関心が高いのかな、と分析しています。
減らし目は2目を同時に編むことでしかできませんが、増し目はいろんなやり方があるというのがおもしろい。もしかして、まだ知らない方法があったりするのかなあ。