郵便物、遅配いろいろ

 昨日の1月5日より、イングランドでは全国ロックダウン National Lockdownに入りました。これまでは、Postcode Lockdownと言って、地域ごとでロックダウンを行っており、ケンブリッジは昨年12月26日からロックダウンしていましたが、イングランドの感染者数が激増(まるで高い壁のようになっているグラフを見て驚きました)したことを受けてか、イングランド全体でのロックダウンとなりました。イギリス政府が発表したガイドラインで許されている理由以外での外出を警察が取り締まるようで(罰金あり)、昨年3月下旬のロックダウン同様、かなり厳しいものとなっています。


 さて、今日は郵便物の遅配について書いてみようと思います。下に記したことは、おそらくCovid-19による影響が、郵便物の配達に混乱をきたしたのでしょう。普段はこんなことは滅多にありませんし、私は初めての経験です。まさかこんなふうに巻き込まれるとは。

フィンランド → イギリス、イギリス → フィンランド

 昨日1月5日、買い物を終えてアパートに戻ったとき、郵便受けを見てみたら、フィンランドの友人から手紙が届いていました。何だろう?と思って開封してみると、なんとクリスマスカード。一体どういうことだと思って、封筒に押されている消印を確認したら、フィンランド郵便が友人のカードを受け付けたのが2020年11月30日となっているではないですか。

 最初は見間違いかと思いましたが、確かに11月30日となっています。フィンランドとイギリスの距離で、ひと月以上もかかって郵便物が届くって。
 友人へすぐにお礼のメッセージを送ったさい、『もしかして……』と思い、私が送った荷物が届いたか尋ねてみたら、まだ届いていないとの返事。一体、いまどこをさまよっているんでしょうか。

 届いたカードは、カード自体がアドヴェントカレンダーになっているもので、窓を開けるとムーミンのキャラたちが出てくる仕掛けです。かわいい。ああ、これを12月に楽しみたかったなあ。

日本 → イギリス

 いつも年賀状をこちらへわざわざ送ってくれる伯母から、昨日1月5日に届いたものです。消印を見てみると、20年12月27日とあります(これは国際郵便物に押される消印のようで、月がローマ数字なんですね。気づいていませんでした)。これが昨日届いたのですから、通常かかる日数(だいたい一週間くらい)より少しかかって、私の手元に来たことになります。今冬のロックダウン前は、日本からの荷物がかなり速く届いたので、今回の十日は、時間がかかったな、という印象です。

イギリス → 日本

 クリスマスより前に、イギリスから日本へ年賀状をまとめて送りましたが、新年明けて確認をしたら、まだ届いていないと日本にいる家族から言われてしまいました。これはちょうど日本政府の水際対策の影響があるかもしれません。※1月6日朝に、送った年賀状が届いたとの連絡が入り、これで一安心。普段なら十日くらいで届くところを、二週間かかりました。
 11月25日前後に日本へ送った複数の荷物は、出した8~10日後に全部ちゃんと配達されたので、そのころはまだ配達の混乱もなかったのかもしれません。

 クリスマス前は、世界中で郵便物が飛び交うので、遅配がわりとあるらしいのですが、いままでと違うのは、今回はコロナとロックダウンの影響が大きかったのだろうと思います。いずれにしても、フィンランドの友人に送った荷物以外、無事届いて良かったです。

 
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