不要な電化製品を寄付しました

 イギリスからドイツへ引越すことになり、持っていってもドイツで使わないだろうと思う電化製品、サンドイッチトースター、アイロン、テレビの室内アンテナの3つを処分することにしました。これらはコンセントプラグがイギリス仕様のため、プラグ変換器がなければドイツで使うことができないからです。

 最初は誰か買ってくれる人がいないかと探そうかと思ったのですが、いま私の周りにいる方々は、場所柄(いまのところは、入居して5年までしか住めないため、出入りが激しい)引越しを予定している人も多く、無料で譲ろうにも貰い手が見つからない可能性が高いだろうと考えました。
 じゃあ、潔く処分場へ持っていこうかとも思ったのですが、そこは車がないと行けない場所。しかも、サンドイッチトースターやアイロンは多少の使用感があるものの、テレビの室内アンテナはほぼ未使用、どれもまだまだ使えるものばかりなので、捨てるのは惜しい。

 ということで、チャリティーショップへ持ち込むことにしました。

 イギリスには、チャリティーショップといって、さまざまな慈善団体が運営する中古品を販売するお店が全国津々浦々にあります。チャリティーショップは、お店に持ち込まれた不用品を安く販売し、その売上をそれぞれの団体の慈善活動にあてています。チャリティーショップの母体となっている慈善団体は、がん研究、心臓病研究、貧困、不遇な子どもたちをサポートするなど、活動対象はさまざまです。
 このチャリティーショップは日本で言うリサイクルショップとは違って、持ち込む不用品を『寄付』するため、持ち込んだものがお金となって自分に返ってくる場所ではありません。

 我が家から一番近いチャリティーショップは、Histon Road ヒストン・ロード沿いにあるEACH East Anglia’s Children’s Hospices(Aldiの隣)なので、ここへ持ち込むことにしました。

 お店に入って、I would like to donate these.と言って持ち込んだものを渡すだけで、とくに手続きもなく、あっけなく寄付が終了。これで悩みの種の一つだった不要家電が家からなくなったので、気持ちが楽になりました。
 いままで購入側でチャリティーショップを利用したことはありましたが、寄付側で利用するのは初めてでした。寄付側でもっと利用すれば良かったなあ。

 もし家から不要なものが出たときは、まだ使えるものは捨てるのではなく、チャリティーショップへ持ち込んで寄付するが、気軽でいいですね。自分がどの活動を支持したいかによって、寄付するお店を決めるのも良いと思います。私はがん研究と不遇な子どもに対する活動を支持しているので、家から一番近くのチャリティーショップと合致してよかったです。
 
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