ゲッティンゲンの天候 〜今まで住んだ地域と比べて


 ゲッティンゲンに住み始めてから二週間以上が経ちました。もう5月も半ばになり、そろそろお天気も良くなって過ごしやすくなるかと思いきや、まだまだちょっと寒いなと思う日が続いています。
 昨日12日(水曜日)は朝から雨続きで、降りの強弱はあるものの、ほぼ一日中降っていました。実は、ヨーロッパに住むようになってから、一日雨が降り続くという経験はあまりなかったため、ゲッティンゲンは地理的にもいままでの場所とは違うのかもしれないと、地図を眺めていて気づいたことがありました。

 まずは実体験をもとに、天候(主に雨)についていろいろと書き出してみようと思います。そしてその場所の標高も見てみました。ちなみに、私は専門家でも何でもないので、間違いがあったらすみません。

Jülich ユーリッヒ(ドイツ、ノルトライン・ヴェストファーレン州)

比較的雨の少ない地域で、穏やかな天候が多かったです。ただ、太い木々をなぎ倒していく大嵐やかなりの積雪があるなど、ごくたまに極端な天候があったこともありました。標高83メートル。

Mainz-Kastel マインツ・カステル(ドイツ、ヘッセン州)

ドイツの中ではかなり温暖で、雨が少なく天候が安定していると言われている地域です。たしかに、雨があまり降らないところでしたし、たとえ雨が降ってもすぐに止むことが多かったように思います。そういえば、ここに2年住んで一度だけ大雪が降った日がありました。雪は滅多に降らないところだったので、大したことない積雪(10〜20cmくらいだったかな?)でしたが、町の交通が麻痺していました。標高84メートル。

Cambridge ケンブリッジ(イギリス、ケンブリッジ州)

イギリスの中では雨が少ない地域だと言われています。曇天が多かったですが、雨は降ってもそんなに長時間降り続けることはあまりなかったように思います。春先は強風の日が多かったです。標高17メートル。

 以上、ユーリッヒ、マインツ・カステル、ケンブリッジの3か所は、南西から風が吹くことが多く、これに乗って雨雲がやって来て北東へ流れていく場所でした。しかし、雨雲レーダーを見ていると、この3か所はおもしろいように雨雲が避けていくのを何度も見ました。とくにマインツ周辺はそれが顕著で、近辺では雨が降っているのに、マインツでは降っていないこともよくありました。この3か所に共通しているのは、周辺が平地であり、標高がそんなに高くない点です。
 
 
 さて、Göttingen ゲッティンゲンですが、地図を見ていて周辺地域が平地ではないことに気づいたので、標高を調べてみたら、一番低いところでも138メートルでした。今まで住んだ場所の中では一番標高があります。
 ドイツは、北へ行くほど平地となり、南へ行くほど高地になっていきます。西のユーリッヒやマインツはちょうど北からの平地が続いているところですが、中央辺りはハノーファー以南から徐々に標高が高くなり、ゲッティンゲン周辺は300m〜400m級の山がある丘陵地帯になっています。またイギリスは、島の西と北は山が多いですが、ケンブリッジがある東側は山がほとんどなく、起伏はそんなにありません。平地はあまり雨が降らないと言われていますが、先の3か所はそれを証明しています。
 どうやらゲッティンゲン辺りで雨が多いのは、ここが平地ではないことと、南のアルプス周辺に発生する雨雲または雪雲の影響が強いからなのかもしれません。昨日の雨雲は、南から流れてきて北に抜けて行きましたが、そのちょうど通り道にゲッティンゲンが位置していました(上の写真)。雨が止んでいた時間も少しあったので、『一日中雨が降り続く』というと少々語弊があるかもしれませんが、ほぼ一日中雨が降り続く理由は、やはり標高と南の天候の影響なのでしょうね。

 素人分析ですが、理由がわかってちょっとすっきりしました。
 
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