ヒールフラップでの色変え、そしてSSK問題が解決


 先日から編み始めたCuff-Downのヒールフラップくつ下ですが、色変えをしてみたものの、どこまで変えた色を使うのがいいか迷いました。編んではほどいてを何回かくり返して、結局すべり目を使うところだけにすることで、自分が納得できました。ただ、本体の糸(この場合、ラベンダー色)を、結局かかとを編み始めたところでいったん切らざるを得ないのが残念でした。もっと良い方法が見つかればよかったのですが。いまはフラップ部分を編んでいます。

 フラップ部分といえば、k2tog 左上2目一度とSSK 右上2目一度といった目を減らす技法が出てきます。k2togは問題ないのですが、SSKには見た目に影響を及ぼす大問題が。これは以前ヒールフラップを編んだときに気づいたもので、目がガタガタしてしまうことと、SSKと次の目の間が緩くなってしまうという二重苦があります。下記の記事は、SSK問題に向き合ったときのものです。

 上記二つ目の記事では、最終的にSSK、次の段でK tbl ねじり目で編んでいますが、これだとSSKと次の目の間が緩くなってしまうため、今回はS(kw)S(pw)K、次の段でK tblにしています。SSKを編むさいに、最初の目を表目を編むように右針を入れてそのまま移し、次の目はK tbl、つまりねじり目で編み、その上に右針にある最初に移した目をかぶせる方法です。このとき、減らした目はただのSSKに見えますが、下になった目がねじり目になっているため、次の目との間に緩みがなくなるのです。そして次の段はねじり目で編みます。結果は下の写真の通りです。いかがでしょうか。かなりきれいに目が揃っています。

 ねじり目は、縦にそれが連続するとねじっていることがすぐに分かるほど目立ちますが、単独で1目くらいだと、不思議と全然分かりません。S(kw)S(pw)KとK tblの組み合わせ、最強です。実はこの方法でのSSKは、カーディガンのBreckonの模様編みでも使っています。おかげで目がキレイに揃っています(あくまでも自分比)。個人的には、これでSSK問題が解決できたと思っています。
 
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2件のコメント

  • はじめまして
    すごくきれいな目ですね
    つぎに靴下を編むときに参考にさせていただきますね

    • カーディガンを編んでますさん、コメントありがとうございます。
      お褒めいただき、感激です。SSKでねじり目を使うようになったら、本当に見違えるようになりました。ご参考にしてくだされば幸いです。

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