SSK問題にひとまず終止符 ~SSKとK tbl


 つま先から編むヒールフラップの靴下ですが、かかと部分が終わりました。ガセットで減らし目をするさいに、先日記事に書いた6種類のSSKのうち、まずはSSK(Slip Slip Knit、右上2目一度)とK tbl(Knit through back loop、ねじり目)の組み合わせを試してみました。なぜこの方法にこだわるのかというと、一番簡単に対処できるため、これで問題が解決したら一番ラクだからです。

 SSKを6種類試した記事はこちら(サンプルがヒドくて笑えます)


 
 ということで、編んだ結果は次のとおりです
 ※これは輪編みをした場合の結果なので、平編みでもこれと同じ結果が出るとは限りません。

 私の腕はともかくとして、減らし目の線がかなりきれいに出ました。ほとんどガタガタしてない! うれしい。SSKを普通にしても、次の段でK tblをするだけで、こんなにきれいに目が揃うとは。しかも、パッと見た感じでは、ねじり目になっているのもすぐには分からず、見た目も問題なさそうです。すごい。
 ねじり目を使う場面というのは、ゴム編みや模様編みで、直線を目立たせるために使うことが多かったため、『ねじり目=目立つ』、と頭に刷り込まれていました。しかし、このSSKでできる減らし目の線は、それなりに目立つものの、目の傾きとねじり目の傾きが同じだからか、ねじり目が気になりません。簡単で良い方法です。やっぱり前回のサンプルが良くなかったですね。すみません。

 SSK問題ですが、私自身の経験がまだまだ浅いため、いろんな場面に出くわせば、今回と同じようにSSKの壁にぶつかるかもしれませんし、まったく解決したと思っていません。でも、SSKについての突き詰めは、ここでいったん終わりにし、今後はSSKが使う場面で都度向き合っていきます。そのときは、どんなふうに対処するのか・対処したのかを、ここで記録していこうと思っています。

 そして、このつま先から編むヒールフラップの靴下ですが……糸が足りなくなってしまったので、ほどかざるを得なくなってしまい無念。中途半端な長さの糸が大量にあるので、なんとかしたい。
 


 
 先日、友人の子どもたちに編んだ帽子ですが、私が写真に撮りそこねてしまった、イヤーフラップに紐を付けた帽子の写真を送ってくれたので、下記の記事に掲載しました。


 
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