ゲッティンゲンへ越してきたときからずっと入りたかった、ソストレーネ・グレーネ Søstrene Greneへようやく行ってきました。

　引越してきたときは、まだロックダウンの規制が厳しくて、入店のためには予約が必要だったり、入店人数の制限、買い物時間の制限などがあったりと、入りたくてもこういった予約が制限が面倒で、お店の前を通るたびに『緩和されたら……！』と思い続け、ずっと入るのを我慢していました。いまはもう予約も必要なく人数も時間も制限されず（入店にはマスク必須ですが）買い物ができるようになったため、先日ようやく行って、思う存分店内を堪能しました。上の写真は、そのとき購入したものです。

　右下はちょっと辛い歌舞伎揚げまたはぼんち揚げのようなおせんべいです。試しに買ってみました。€0.49と、もし失敗しても惜しくない金額です。以前ドイツで食べたあられ（ドイツ製）が、本当においしくなかったことがありました。あんなにひどいあられを食べたことがなかったためショックが大きくて、それ以来、おせんべいは日本で買ってきたり、日本製のものをアジアンショップで買うだけにしていました。しかし、これはとっても美味しかった！　まさに歌舞伎揚げでした。まさかソストレーネ・グレーネで出会うとは。次に行ったら大量に買ってしまいそう。
　何年か前に行ったときよりも、毛糸の種類がかなり増えましたね。いまは季節柄、コットンの糸（色の種類が豊富）が充実していました。モヘアの毛糸があったのには驚きました。さすが北欧発祥のお店なだけあります。そして、まさかここで4 plyの毛糸が手に入るとは思ってもみませんでした。この毛糸については改めて取り上げようと思っています。
　ボタンもいくつかあったので、試しに買ってみました。赤と白のボタンは同じ種類の色違いです。手触りはボコボコしていて、一つとして同じ形のものはありません。黒いボタンは、均一な形をしていて少し厚みがあり、使い勝手が良さそうです。一つの袋に20個くらい入っていました。
　マッチ箱サイズの箱には、安全ピンが30個入っています。箱に描かれている絵で、これは編み物で使うスティッチマーカーだろうと購入を決めました。ピンが黒くて、ちょっとガッカリ。でも、ガンガン使っています。

　
　イギリスのケンブリッジには、フライングタイガーのお店がありましたが、ソストレーネ・グレーネはなかったんですよね。そのため、お店へ入ったのは、実に4年ぶりくらいでした。近所にある幸せ。