州都ハノーファーへ


 先日土曜日(2021年7月3日)に、ゲッティンゲンへ引越してきて初めて公共交通機関を使いました。目的地はゲッティンゲンからICE(Inter City Express)で3~40分ほどのハノーファー Hannoverです。ハノーファーは、ゲッティンゲンを含むニーダーザクセン州 Niedersachsenの州都です。この日は朝からお天気がよく、気温も少し高めでした。
 以前、ニーダーザクセンでは、公共交通機関に乗車するときに付けるマスクで許されていたのはFFP 2マスクだけでしたが、現在は少しだけ緩和され、医療用マスクまたはFFP 2マスクで乗車できるようになりました。

 ハノーファーは世界最大の産業見本市が開かれる町なので、駅名の上に“Willkommen in der Messestadt”(ようこそ見本市の町へ)とありますね。

 中央駅で夫とは別行動に。夫は髪を切りに行き(じつに9か月ぶり!)、私はゲッティンゲンでは買えない日本食用材料を入手しに繁華街へ向かいました。

 上の写真はハノーファー中央駅の外観です。中央駅が大きい! デュッセルドルフ中央駅を彷彿とさせました。駅前には、ハノーファー選帝侯エルンスト・アウグストの銅像がありました(写真右端)。
 駅の外は、気候が良かったこともあってか、ものすごい人で町は溢れており、中央駅の目の前から繁華街が続いていることに驚き(ドイツでは繁華街は駅から離れたところにあることが多い)。中央駅から続く地下街も繁華街へと伸び、お店も充実しているし、道も広く規模も大きく、そして町の構造がいままで行ったことのあるドイツの町とは全然違い、その造りには興味が湧きました。

 その後、夫も私もそれぞれの用事が済んだあとに合流し、明るいうち(16時ごろ)からビアハウスに入って乾杯。カリーヴルストはドイツのB級グルメの代表ですが、試しに注文してみたら、ずいぶん立派なものが出てきました。香辛料がきいていてとても美味しかったです。

 行きの電車は、そもそも電車が遅れていたことと、途中電車が止まることが多々あり、到着までに1時間くらいかかりましたが、帰りは驚くほどスムーズ。本当に30分くらいでゲッティンゲンに到着しました。行きもこれくらいだったら、すごく近いと思うのになあ。行きと帰りで乗っている時間が全然違うDB(Deutsche Bahn ドイツ鉄道)らしさを久しぶりに味わいました。
 
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