Bembe その3「裏目の直前の表目が緩い」 ~52 Weeks of Socksプロジェクト


 先日から編み始めたくつ下Bembeですが、ゴム編みが終わり、本体を編んでいます。


 くつ下パターン集、Laine Publishing“52 Weeks of Socks”(リンク先:Ravelry)に掲載されている52作品を全部編むという『52 Weeks of Socksプロジェクト』をのんびりと行っています。このくつ下パターン集については、下記の記事で紹介しています。私が入手したのは、2021年8月に発売されたペーパーバック版です。


 ゴム編みが終わったあと、2,00mmから2,25mmの針に変え、本体を編み始めました。差はたった0,25mmですが、手に持つと明らかに針が太くなったことを実感して、安心しました。

 さて、本体の一段目がすべて裏目から始まり、徐々に表目が増えていって、こうして大きな三角形模様ができあがりました。しかし、裏目の直前の表目がかなり緩くなっていて(下の写真、右の白く囲った方)、そのせいなのか、編地が浮き上がっています。裏目から表目に変わるところは全然問題ありません(左の黄色く囲った方)。

 この模様を編んで初めて気がつきました。というより、いままで気にしたことがありませんでした。こうやって編んだのを見ると、あまりにも目立っています。なぜ気づかなかったんだろう……。
 そこで、なにかうまく対処するやり方があるのだろうかとネットで探してみたら、どうやら有名な既知の問題だったようで、解決策がすぐ見つかりました。その方法とは、表目を編んだ直後の裏目を編むときに、糸を(通常、時計の反対周りにかけるところを)時計回りにかけて編むだけ。これをすると、かける糸の伸張が少々キツくなるようです。このとき、編めた目のかかり方がいつもの反対になりますが、次の段でねじり目にならないように編めばいいのだそうです。
 これは、SSKをしたあとの目が緩くなるという問題にぶつかったときに行った方法と考え方が少し似ています(下の記事)。ちなみに、この問題の解決方法は、下になる目をねじり目 K tblにすることでした。

 いま編んでいるものは、何もせずにこのまま普通に編んでいくことにして、もう片方ではこの方法を使って編んでみて、目の違いを見てみようと思っています。
 
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