清々しいほどの簡易包装


 先日、ゲッティンゲン近郊でチェーン展開しているパン屋Thiele ティーレの前を、買い物帰りに通りかかったとき、何気なくショーケースをちらっと見たら、バウムクーヘンが売られているのを発見! もちろん購入(ドイツでは、見つけたら即決して購入が吉。次に見たときにはもう店頭から消えてる可能性が高いため)。バウムクーヘン好き。ちなみに、上の写真の右に置いてあるのは、やはりクリスマス時期のドイツ名物Stollen シュトレンです。

 さて、以前にもブログに書きましたが、ドイツではカフェなどでケーキを購入したとき、日本のようにケーキを箱に入れてくれるお店は稀です。ほとんどは紙のお皿にケーキをのせたあとに薄紙をかぶせ、そのまま紙袋に入れられるか、紙で簡易に包装されて終わりです。以前近所のカフェででケーキを購入したときの包装の写真が下記記事にあるので、参考までに。

 今回このパン屋さんで購入したバウムクーヘンは、今までにないほど、実に清々しいほど簡易包装だったので、思わず写真に撮ってしまいました。以前別のThieleでケーキを買ったときは紙皿にのせて袋に入れてくれましたが、バウムクーヘンはそれを上回っていました。

 下の写真は、注文後渡された包みです。ドイツでは、紙袋に商品を入れたあとに袋口を内側にくしゃっと折り込むのが普通で(上手な人は、本当にきれいに折り込んでくれます)、シールで口を留めるサービスはありません。商品が入った袋が乱れているように見えるかもしれませんが、これでもお店で受け取ったままの姿です。

 そして中には、薄紙で軽く包まれただけのバウムクーヘンがそのまま入っていました。バウムクーヘンはチョコレートでコーティングされているため、強い衝撃がない限りは崩れることないでしょうけど、それにしたって笑えるほど簡素。でも袋からすぐに取り出せて便利。

 私は、このドイツの簡易包装が本当に大好きです。シールを使わず袋口を内側に折り込むやり方は、ドイツで見て覚えて、自分でもやるようになりました(下手ですが)。

 Zartbitter (ほんのり)ビターチョコとVollmilch ミルクチョコを一つずつ買い、はんぶんこにしていただきました。やっぱりバウムクーヘンは美味しい。


 
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2件のコメント

  • バームクーヘン話大好きです。そしてこの包装は確かにいいですね。包んでる紙はちょっとさらっとしてくっつきにくいタイプのでしょうか。こんなんで十分ですよね。家に持って帰って食べるだけだし。
    袋の男性の顔が最初目だけ目にはいり、ちょっとぎょっとしました。その後顔がわかりましたが、見える場所によって顔の印象がめっちゃ違いますね。全然関係ない話ですみません。。。

    シュトーレンも出てくる時期なんですね。私もパネトーネ焼こうかな。年中たべたいくらい好きなんです。シュトーレンもあったら買っちゃいます。パネトーネより作るハードルが高い気がします。

    • マカロンさん、いつもコメントありがとうございます。
      バウムクーヘンを包んでいた紙は、おっしゃるように、オーブンシートのようなくっつきにくいタイプでした。ドイツではケーキを包むのによく使われている紙です。本当に、家に持って帰って食べるだけならこんな簡易包装で全然問題ありませんよね。
      袋の顔については、全然気にしてなかったので驚かせてしまいすみませんでした 笑。見える場所によって印象が変わるのは、日本のお札の折り方でもそんなのがあったような……。
      シュトレンは、実は9月にはもう店頭に並び始めていましたが、10月も下旬になり、クリスマス商品が本格的に店頭に並ぶようになってきました。
      パネトーネを焼かれるんですか! すごい! シュトレンもそうですが、クリスマス時期に食べられるお菓子って、作る工程が多くてなかなか手が出せません。それに、買った方が絶対に美味しいことが分かっていますしね!笑。

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