薬局で購入した点眼薬 Augentropfenと眼軟膏 Augensalbe

Apotheke 薬局で購入した製薬会社Bayer バイヤーの点眼薬(左)と眼軟膏(右)

 
 先日、朝お化粧をしていたときに、目の下に塗ったコンシーラを化粧用スポンジで叩いて伸ばしていて、誤ってがっつり目の中を叩いてしまいました(いやあ、もう本当におバカ)。そのとき、多少の痛みはありましたが、幸い、スポンジが当たったのは白目部分だったので、目をゆすぐだけにとどめておきました。
 そんなことはすっかり忘れていたその日の夜、目を閉じると目の周りが鈍く痛く、目の周りをマッサージしていたのですが一向に楽にならないので、どうしたのかと鏡を見たら、白目が真っ赤に充血しているではないですか(それで眼球にスポンジを強く当ててしまったことを思い出した)。幸い、鋭い痛みはなかったので、手持ちの目薬を差して一晩様子を見ることにしました。

 翌日の朝、眼球を動かすと少し痛みがあったため、これはさすがに専用の薬が必要だと思って、近所のApotheke 薬局へ行くことにしました。
 行く前に、目の痛みについての症状やドイツ語でどう伝えたらいいかなどの下調べをしていたら、ドイツニュースダイジェストの記事で、目薬には点眼薬 Augentropfenだけでなく、眼軟膏 Augensalbe(またはAugenpaste)なんて薬があることを知りました。

ドイツの薬の種類

(略)
● 目薬(Augentropfen)
点眼薬(Augentropfen)と眼軟膏(Augenpaste)がよく用いられます。

引用元:『薬局に行こう – ドイツの薬事情』ドクターの診察室(Dr. 馬場著、ドイツニュースダイジェスト)

 
 さっそくApothekeのカウンターへ行き、目が痛い事情を説明して点眼薬か眼軟膏が欲しいと伝えてみました。すると、二つの薬を出してくれました。ドイツの製薬会社Bayer バイヤーのBepanthen ベパンテンシリーズのAugentropfenと、Augen- und Nasensalbeです。

 まずは点眼薬。こちらは一日に2~3回点眼するように指示された目薬で、デクスパンテノルとヒアルロン酸を含んでいて、乾燥した目を保湿し、落ち着かせ、症状を和らげる作用があるようです。買って帰ってすぐに点眼してみたら、少々しみましたが、しばらくしたら痛みが少し和らぎました。

●Bepanthen® Augentropfen
https://www.bepanthen.de/augentropfen
 
 もう一つは眼軟膏。こちらは寝る前に使うよう指示されました。下まぶたを下へ少し引っ張り、チューブの先からクリームを出して下まぶたに乗せ、目を閉じてクリームを眼球になじませます(下記リンク先に動画でやり方を見ることができます)。こちらもデクスパンテノルを含んでおり、眼球の傷を治す作用があるようです。驚いたことに、日中に上記の点眼薬を差すと鋭い痛みのある箇所があったのですが、クリームを塗った翌朝目薬を差しても、その痛みがなくなっていたのです! 効いてるのが分かるとうれしい。目に使う場合、消費期限が一週間となっていて、この間使い続けても症状が良くならない場合は、眼科医にかかるように説明書に書かれているので、ひとまずは眼軟膏の使用を続けてみようと思っています。

●Bepanthen® Augen- und Nasensalbe
https://www.bepanthen.de/augen-und-nasensalbe
 
 これらを使ったおかげか、徐々に目の痛みが引いてきており、充血も少しずつ薄くなってきています。はやく治りますように。
 
 
 今回の話に関係ありませんが、BayerにはBepanthenに似た名前のBepanthol ベパントルシリーズというのがあり、そのなかのリップクリーム(これはAphothekeでなくても、ドラッグストアのRossmannやMüllerで気軽に購入できる)は、唇の荒れやひび割れにてきめんに効くので重宝しています。
 
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