やる気の波に乗ってしまえ ~Blåsippa


 くつ下のTunkumは片方が編み上がり、セーターのBlåsippaは後ろ身ごろが編み上がり、どちらも一段落しました。さて、続きを編もうと思ったとき、どちらから編み始めようかと考えて、結果、いまやる気の波がやってきているBlåsippaにまずは取り掛かることにしました。


 フィンランドの出版社Laine Publishingの定期刊行物Laineより、Issue 11に掲載されているGudrun Johnstonさん(リンク先:Ravelry)デザインによるセーターBlåsippaを現在編み進めています。

 Blåsippaのパターンは↓こちら(リンク先: Ravelry)。

 Laine Publishingの公式サイトは↓こちら。

 Laine, Issue 11は↓こちら。


 Blåsippaの裾の作り目ってどうしたんだっけ……?と思って振り返ってみたら、かぎ針を使って別糸を編みつけるゴム編みの作り目(英語ではProvisional Cast OnやCrochet Provisional Cast Onなどと呼ばれています)をやっていました。たぶんそうだろうとは思っていましたが、記録してて良かった~。

 Blåsippaの身ごろは目数が奇数(つまり、両端が表1目)なので、別糸の目数に注意しなければなりません。最終的に必要な目数に1目を足して2で割った数を別糸で針に編みつけることになります。たとえば、99目にしたいなら、これに1目を足して100、これを2で割って、別糸の目数は50、ということになります。あとはとくに変わったことをする必要はなく、裏側で目の畝(これをシンカーループと言うらしい……知らんかった。これからそう呼ぼう)を拾いながらゴム編みにしていくとき、最後の目はただ普通に裏目を編むだけで出来上がりです。この辺の計算方法や作り目のやり方は、アプリ『棒針編み辞典 160記号』(日本ヴォーグ社)の「編み方の基礎」→「作り目」→「Q セーターを裾のゴム編みから編むときの作り目を教えて。」→「●右端が表目1目のとき」に書かれています。アプリの詳細は下記記事で詳しく書いています。

参考:
かぎ針編み、棒針編みアプリをリニューアルしました!(2022年10月18日、ニュース、日本ヴォーグ社ウェブサイトより)

 ということで、無事作り目が終わり、裾を編み始めました。後ろ身ごろのときもそうでしたが、輪編みばかりやっていたので、糸の加減が難しくて、ゴム編み目がよろけるよろける。横に引っ張れば形が整うので、これはブロッキングでキレイになることを祈るしか(後ろ身ごろ編み始めたときにも同じこと書いてたな……)。
 まずはBlåsippaの前身ごろから取り掛かりましたが、明日は祝日(Tag der Arbeit メーデーのこと)だし、なんとか間髪入れずにKuntumのもう片方も編み始めようと思います。

 そういえば、ドイツは5月が一番祝日の多い月なので、始まる前はちょっとワクワクします。州にもよりますが、ゲッティンゲンのあるニーダーザクセン州は月に四日、ほぼ毎週祝日があります。5月が終わると、10月3日のドイツ統一記念日まで祝日がありません。ドイツは祝日が少ないのよね。ニーダーザクセン州はホントに少ない。日本は世界的に見ても本当に祝日が多い国だというのを、渡独してから通っていたドイツ語コースの授業で初めて知りました。
 
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