町中で出会ったリス


 昨日5月1日はメイデーで、ドイツでは祝日でした。が、日本のように日曜日が祝日の場合、次の日の月曜日が振替休みになる、なんて気の利いたことは起きません。今日は普通の平日です。

 そんなことは置いといて。
 日曜日に夫と散歩をしていたら、夫が「あっ、リスだよ!」と声をかけてきたので振り向くと、そこには地面に這いつくばるように体を伏せてこちらを見ている一匹のリスがいました。なぜそのポーズ?と思っていたら、近くにあった鉄製の垣根を登ってあっという間に木へ移り、しばらくこちらを観察してからスルルーと枝を伝ってどこかへ行ってしまいました。

 ドイツでは、以前住んでいたときにも、リスはもちろん、ウサギ、鹿、ハリネズミなどの野生動物を見たことがありました。イギリスでもリスは何度か見かけていますし、ウサギに至っては巣がすぐ近くにあったので家の近くのあちこちで見かけましたし、ウサギを狙うキツネも見たことがあります。実は、高校時代に通っていた学校が緑の多い地域だったこともあって、駅周辺でリスを何度も見かけたことがありました。そう思うと、野生動物だとウサギの次にリスを見かける機会が多いです。

 夫は、何気ない風景のなかにいる野生動物を見つけるのがとてもうまく(?)、たいてい夫が気づいたのを教えてもらってから私も気づくことがほとんどです。何であんなに簡単に見つけられるのか感心するほどで、夫は山育ちなので、そのころの環境がそうさせているのかもしれません。

 家に帰ってSteiffのぬいぐるみのNikiを改めて見たら、本物のリスと比べるとちょっと頭が大き目ですね。本物の頭の小ささに「こんなにちっちゃかったんだっけ?!」とちょっとびっくりしてしまいました。


 
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