ローカル新聞を読む重要性 ~7月末に予定されている避難について

見つかった不発弾らしきものを処理するため、7月30日に避難しなければならない対象区域を示した地図

 
 先日、Innenstadt(中心部)を少し北にいったところにあるWeende地区の超大型スーパーRealが2022年4月30日で閉店していたことを偶然知って驚きました。WeendeのRealは我が家からは少し遠かったので4~5回くらいしか行ったことがなかったのですが、Real自体は以前住んでいた町でもよく利用していた非常に身近なスーパーだったため、閉店ニュースには大変ショックを受けました。そして、このことについてネットで調べていたら、ローカル新聞Göttinger Tagesblatt – Eichsfelder Tagesblattに閉店について書かれた記事が出ていたことを知り、ゲッティンゲン周りのことを知るならこのサイトに目を通しておいた方がいいと思ったのです。

 ただ、記事のほとんどは有料なので(一部、無料で読める、または指定された時間内なら無料で全文が読める記事もあり)、読めない部分がほとんどですが、それでも見出しは読めるし、何も知らないよりはマシだと思い、以後毎日必ず目を通すようにしています。そうするようになってまだ十日くらいなのですが。

 そして先日、Göttinger Tageblattを読んでいたら、衝撃的な記事を見つけました。中心部から少し離れた北西のライネ川東岸付近で六つの不発弾と疑わしきものが見つかり、大規模な処理作業を7月末に行うため、該当区域の住民たちは避難をしなければならない、とあったのです。このことで真っ先に思ったのは、昨年の夏、やはり不発弾が見つかり避難をしたことでした。きっとこのときも、市が事前に避難勧告を出していたのでしょうね……。

 残念ながらGöttinger Tageblattでは記事を全部読むことができなかったので、ゲッティンゲン市のウェブサイトでこのことについて調べてみたら、不発弾処理と避難について書かれた記事がすぐに見つかりました(下記記事)。発表されたのは、5月3日だったようです(気づいたの遅っ)。

 昨年は中心部北で見つかった不発弾だったため、我が家も避難区域に入っており避難をせざるを得ませんでしたが、今回は中心部から少し離れた場所にあるSparkassen-Arena Göttingen付近で見つかっており、避難区域はそこから半径1,000メートル(赤で囲まれたところ)なので、幸運にも我が家はそこから外れていました(青い円は、不発弾発見場所から半径1,250mで、避難範囲ではなさそうです)。

  • 地図で見られる避難区域
    Online-Karte(リンク先:ゲッティンゲン市ウェブサイト内災害対策地図)
  • 避難しなければならない住所の一覧
    Liste mit den Straßen und Hausnummern(リンク先:ゲッティンゲン市ウェブサイトより、PDFファイル)
  •  今回の避難は2022年7月30日と31日と二日間に渡る予定となっていて、避難区域内だった場合、このときは確実に家にいられません。そのため、昨年の避難よりも状況が困難になりそうだったのが気がかりでしたが、現段階では避難区域外だったことにひとまず安心しました。ただし、場合によっては避難区域がさらに広がることも考えられるため、そうなると私たちも避難しなければならない可能性があり、油断はできませんけどね。でもまあ、これだけ事前に避難を告知されているのだったら、避難区域外にあるゲッティンゲンのホテルを予約することもできるし、どこかへ旅行することも計画できるし、もし避難しなければならなくなったとしても、どうにかなりそうな気もしていますが……どうなるかな。楽観はしないようにしています。

     ということで、ローカル新聞Göttinger Tageblattで今回の避難についての記事を見つけ情報を得たことで、できれば毎日、少なくとも週に2~3回だけでも、ローカル新聞に目を通しておかないと、とますます強く思った次第です。
     
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