Zipper SweaterはAran糸で編んでいるせいか、出来上がっていくスピードが速いような妙な気分になっています。
　ということで、ひとまず襟の平編みが一段落しました。

　デンマークのPetiteKnit（リンク先：Ravelry）デザインによるセーターZipper Sweaterのパターンを購入し、現在編み進めています。

　Zipper Sweaterのパターンは↓こちら（リンク先: Ravelry）。

Zipper Sweater pattern by PetiteKnit

The Zipper Sweater is worked from the top down. The collar is worked in rib, then folded double and knitted together. The yoke is worked with raglan increases, first back and forth on circular needles to create the slit for the zipper, then in the round on the circular needles. The body and the sleeves are worked in the round. Finally, a facing for the zipper is worked from resting stitches, so the zipper, after being sewn in, also looks presentable from the WS. The zipper is sewn in between ...

　PetiteKnitの公式サイトは↓こちら。

PetiteKnit

Knitting patterns for both adults and children in Danish, Norwegian, Swedish, English, German and French.

　ただし、パターンで指定されている長さより、少し短くしています。なんせ自分の首が短いからね……。

　さて、ここから襟を半分に折って、つなぎ合わせます。そうしてできたのが、一番上の写真です。

　襟はJudy’s Magic Cast Onで作り目をしていますが、これはもともと繋ぎ目がなく袋状にきれいに編めるものです。しかし、今回のような編み方（目の半分は休ませておき、もう半分だけ編み進める）をして、休ませていた目とを合わせることがあると、ちょっとした目の食い違いみたいなのが生まれます。
　下の写真は、二重にしたあとの襟の表側です。とくに不自然なところもなく、普通の編地になっていると思います。実際、これがセーターの表側となります。

　しかし、裏側は目に食い違いが。編んでいった目と休ませていた目が交互になってしまっているのが分かると思います。

　こういうことが起きるので、JMCOは便利だけど、そればかりではないってことが分かりました。ただ、これはもちろんセーターの裏側になるので、表から見えないし、そんなに気にすることはないと思うのですが、一応記録だけでも、と思って書いてみました。

　これまで、編み物をしていて一つのやり方だけにこだわらず、いろんな方法を試したりしていますが、すばらしいやり方だ！と感激するも、どこかに気になるところがあったりと、どの方法も一長一短なんだなあ、と何度となく思ったものですが、今回もまたそう思ったのでした。