書き方は千差万別だよね、と改めて思ったこと ~Zipper Sweater
トップダウンで編むZipper Sweaterですが、襟ができたので、次に取り掛かるのは後ろ身ごろに高さを出すためのショートロウを使った往復編みです。
デンマークのPetiteKnit(リンク先:Ravelry)デザインによるセーターZipper Sweaterのパターンを購入し、現在編み進めています。
Zipper Sweaterのパターンは↓こちら(リンク先: Ravelry)。
PetiteKnitの公式サイトは↓こちら。
今回初めてPetiteKnitのパターンを購入して編んでいるのですが、あまり経験したことがない書き方になっていて、かなり新鮮です。衝撃だったのは、まさにこの高さを出す後ろ身ごろの編み方(ショートロウ)の説明でした。
テキストには、ここからショートロウを使うと先に説明があり、そして実際にどう編むのかが書かれているのですが、その『実際にどう編むのか』のところには、ショートロウをすることが書かれていないのです。
これまで接してきたパターンでは、説明のあとに、たとえば、「表目を30目編んだら、裏返して最初の目でダブル目を作る」といった風に、具体的に書かれていることがほとんどでしたが、このZipper Sweaterのパターンでは、次からショートロウを使うと説明したあとは、「表目を30目編んだら、裏返して、裏目を32目編む」という書き方になっていて、どこでショートロウを行うかが具体的には書かれていないのです。先に説明しているし、書かれていなくても分かるのですが、ものすごく衝撃を受けました。Zipper Sweaterを編み始めてから、このパターンは文章を読まされていると感じていましたが、そうしないと編み進められないからなんですよね。ショートロウがまさにその最たるものでした。
パターンの書き方は千差万別なので、当たり前とは思いつつも、これまでにあまりなかった記述だったので、おもしろいなあと思った出来事でした。