Heartichoke その7「本で使われている編み目記号が見づらくて……」 ~52 Weeks of Socksプロジェクト


 くつ下のHeartichokeは、もう片方を編み始めています。


 くつ下パターン集、Laine Publishing“52 Weeks of Socks”(リンク先:Ravelry)に掲載されている52作品を全部編むという『52 Weeks of Socksプロジェクト』をのんびりと行っています。このくつ下パターン集については、下記の記事で紹介しています。

Heartichokeのパターンは↓こちら(リンク先: Ravelry)。


 つま先と甲を分断するラインは、ちょっと変わった交差編みをしていくこともあって、本にはこの部分の編み図が掲載されています。これがめちゃくちゃ見づらい! このちょっと変わった交差編みの編み目記号がオリジナルすぎて、編み方をいちいち確認しながらでないと編み進めるのが難しくて、先に編んだ方もそうだったのですが、間違うことが結構ありました。編み目記号については、海外のパターンをいろいろ見ていますが、見間違いやすい記号が多くて、日本の編み目記号の優秀さにたびたび感動してしまいます。

 日本の発明とすら思っていたJIS(日本産業規格)が定めたこの編み目記号ですが、意外にもドイツで使われていたものをベースに1924年に考案されたことが分かりました。季刊誌「て」Web版にあった林ことみさんの「林ことみのハンドメイドNavi」で紹介されていた『日本の編み目記号の基礎をつくった「江藤春代」という女性』という記事に詳細が書かれています。北川ケイさんという方の著書がもとになっています。おすすめ。

『日本の編み目記号の基礎をつくった「江藤春代」という女性 〈前編〉』

 後編はこちら。
『北川ケイさん著「江藤春代の編物普及活動」を読んで 〈後編〉』
 
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