近所の毛糸屋さんでSandnes Garnの扱いが始まって歓喜


 先日、Instagramを見ていたら、フォローしている近所の毛糸屋さんのアカウントでSandnes Garnの扱いが始まったことを知りました。思わず『マジかー!』と声に出してしまったほど歓喜。すぐにでも見に行きたかったもののいろいろあってなかなか行けず、やっとお店へ行く口実(毛糸の買い足し……)ができたので見に行ってきました。上の写真は、入り口のドアに貼ってあったポスター。

 Sandnes Garnは、ノルウェーのサンネス(Sandnes)という町にある毛糸メーカーです。このメーカーを知ったのは、PetiteKnitのパターンででした。コラボレーションしているのか、PetiteKnitのパターンでSandnes Garnの糸がよく使われています。
 そして、実物を手にしたのは、今年の夏に行った旅先コンスタンツででした。

 そのとき購入したのが二玉だけだったので、ネットを通じてどこかで買い足そうといろいろと見ていたら、限定色だったらしく、すでに在庫があるところが少なくなっていて、そのうち品切れになってしまってガッカリした思い出。そんなこともあって、Sandnes Garnの糸を手にすることはなかなかないだろうな~と思っていました。

 しかし、まさか、近所の毛糸屋さんで買えるようになるとは! うれしくってうれしくって。そして、おそらくSandnes Garnの主力商品の一つであろうPeer Gyntの実物を、そこで初めて手に取ることができました。ペール・ギュントと言えば、ノルウェーの作家イプセンによる戯曲だし、そしてノルウェーの作曲家グリーグの劇付随音楽(私にとってはこっちの印象が強い)。名前だけでずっと気になっていた糸です。

 学生時代に、若杉弘指揮・大阪フィルハーモニー交響楽団による演奏で、グリーグのペール・ギュント(劇付き)の公演があって、それを聴きに行ったことがありました。ペール・ギュント役で松本幸四郎さん(当時。現在の松本白鸚さん)が出演していて、彼の歌のうまさと迫力に圧倒された記憶。このときの演奏がとにかくすばらしくて、とくに『オーゼの死』では涙がこぼれたんだった。その翌日にあったレッスンで、この公演のオケで演奏してた先生に感想を話したり、出演者たちの話を聞いたりなんかもしたなあ。うわあ、懐かしすぎるー! グリーグの音楽も大好きさ。

 閑話休題。
 店頭では、オフホワイト系の糸はすでに売れてしまったのか数が少なかったけど、絶妙な色合いの糸がたくさんあって、それだけで気分があがりました。いまのところ、お店で扱いがあるのは5種類(リンク先:Wollzauber Göttingen)だけだけど、そのうち増えるかな、増えるといいな。

 次にお店へ行くときは、Peer Gyntを買うぞー!
 
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