布地を買ってみたものの……


 先日、Søstrene Greneでパッチワーク用の生地(45 × 55 cm)を購入して、編みかけを入れるプロジェクトバッグ(という名のただの巾着袋)を作りました。1枚の生地で約24 × 19.5 cmくらいの小さめのプロジェクトバッグが二つ作れたので、こりゃ良い!と今度は大きいのを作りたいと思っていました。

 まだ同じ生地が売っていないかSøstrene Greneを覗きに行ったら、まだ残っていたので同じものを一つと裏地に使えそうな無地の生地を購入し、これで裏地付きのプロジェクトバッグができるぞ!とホクホクで帰ってきました。

 で、家に帰ってきてさっそく作ろうと思って生地を広げていたとき、45 × 55 cmをそのまま使うとなると、巾着袋としてはちょっと大きすぎやしないか?と思ってしまいました。実際に広げてみると、想像していたよりもかなり大きい。ということは、ちょうど良いと思うサイズを探って、布を切らなきゃならない。

 ……編み物をしていると特に思うのですが、「布を切る」ってものすごくハードル高いんだよー! 編み物は、途中で糸を切ってしまっても新しい糸を繋げて編んでいくことができるし、これまでも何度か完成したセーターの身ごろを切って編み足してとじるというのをやっているので、「糸を切る」というハードルはないに等しいのですが、布って一回切って失敗したら取り戻せないよね、たぶん……。そのため、ものすごく、ものすごーく慎重になってしまって、『本当にこれで大丈夫だろうか?』と悩んで、結局布を切る決断ができずにそのまま時間ばかりが過ぎて行く……ということを何度となくやってきています。そんなこともあって、できるだけ自分が欲しいと思っているのと同じくらいのサイズのパターン(この場合は、生地の方)があると楽なんですけど、まあそんなの簡単に見つからないわね。

 もし生地をそのまま切らずに使って大きめの袋が出来上がったとしても、セーターやカーディガンといった大モノの編みかけを入れるのにはちょうど良さそうではあります。たとえば、Aran糸だった場合、編みかけは大きくてかさばるし、大きな巾着だとすっきり収納できるでしょう。でも、大きすぎたらあまり使い道がなくて、せっかく作っても使わないならもったいない。
 もしかしたら巾着じゃなくてもいいのかも、と思っていろんなデザインのプロジェクトバッグを見てみました。手提げみたいなのも便利そうですが、ミシンがないから手縫いで作るには相当大変そうだし、用途を考えると巾着が一番使いやすそうなんですよね。うーん、どうしようか……。

 なんてことを、買ってきた生地を目の前にうだうだ考えていたら、昨日一日が終わってしまいました。

 いま自分に必要なのは、思い切り! 
 
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