手縫いのプロジェクトバッグ(という名の巾着袋) その2
なんというか……一つ作ったら二つめを、二つ作ったら三つめを……みたいな感じで、手縫いのプロジェクトバッグ(という名の巾着袋)が、ちょっとずつですが、増殖しています。初めて作ったときの記事は↓こちら。
先日、布地を買ったものの切らずに使おうとすると、とんでもなく(?)大きなサイズの巾着ができそうで、大きすぎると使わなくなりそうだし、でもどれくらいのサイズがちょうど良いのかがよく分かっていない状態で生地を適当に切るには勇気がいる、という話を書きました。
まあ、また必要となったときにおのずと欲しいサイズも分かってくるだろうと思って、ひとまず購入した生地はしまっておこうとしたら、以前購入してバッグの修理に使っただけの余った生地が出てきました。
これは、先日購入した生地と同じくSøstrene Greneのパッチワーク用のもので、初めて手縫いで巾着袋を作ったときよりも大きなプロジェクトバッグを試しに作ってみるのにちょうど良いかと思ってやってみることにしました。
余分なところを切って(余分を切るっていうのは抵抗ないんだけどなあ……)広げたときの生地のサイズは、だいたい37 × 55 cmくらい。これを半分に折ると、ちょっと横長にはなりますが、口が広い巾着ができて使い勝手が良さそうな予感がしてさっそく取り掛かりました。縫い方は前回作ったのと同じく、袋縫いの巾着袋です。
◎【手縫い】巾着袋の作り方(なみ縫いだけ!裏地なし)/手芸メディア koshirau(こしらう)
以前作ったときは、マチのことなど一切考えてもいなかったのですが、使ってみるて分かったのが、毛糸玉って50 gでも結構大きくて、袋の底にマチがないとちょっと収納しづらい点でした。ましてや(最近使ってないけど)100 gだったら、もっと顕著になるはず。ということで今回は、それを反省してマチを作ることに。どんな形にするか迷っていたときに、底を折って縫うだけという「隠しマチ」という簡単なやり方を知ったので、それを使うことにしました。
で、できたのがこちら。平らにしたときの出来上がり寸法は約21 × 33 cmでした。
「隠しマチ」って本当にめちゃくちゃ簡単でいいですね。しかもたたむときにかさばらないし。隠しマチになっている袋を何度も目にしていましたが、構造まで気にしたことがありませんでした。折って縫うだけでできるなら、前に作った巾着も追加でマチを作れるなあ。あとで隠しマチを追加してみようかな。
紐は相変わらずちょうど良いのが見つからなかったので(というか、ゲッティンゲンではどこへ行けば色とりどりの手芸用の紐が揃ってるんだろうか……)、手元にあったコットン糸で自作しました。でも、袋の色に全然合ってなくてちぐはぐすぎるので、これはいずれ変えよう……。
さて、ずっと出しっぱなしになっていた編みかけのセーターBlåsippaを入れてみました。すると、思っていたよりもちょうど良いサイズ! マチがあるせいか、キレイに収まっているように思えます。
サイズを考えずにたまたま手元にあった生地で作りましたが、今後はこれを基準にサイズを考えることができるようになったので、一つ作ってみて良かったです。大きいのが必要になったら、そのときはまた考えるということで。