まずは肩を縫う ~Blåsippa
セーターのBlåsippa、両身ごろが編み上がったので、次の工程である肩を縫って合わせましました。縫うのってほんと難しい。
フィンランドの出版社Laine Publishingの定期刊行物Laineより、Issue 11に掲載されているGudrun Johnstonさん(リンク先:Ravelry)デザインによるセーターBlåsippaを現在編み進めています。
Blåsippaのパターンは↓こちら(リンク先: Ravelry)。
Laine Publishingの公式サイトは↓こちら。
Laine, Issue 11は↓こちら。
普段、セーターやカーディガンを編むときは輪で編んでいくことがほとんどなので、今回のBlåsippaのように、平編みで身ごろだけを編んで、最後に縫い合わせるというセーターやカーディガンを編むことはほとんどありません。なので、このブログを始めてから肩や袖を縫い合わせるという作業をしたのは、たった二回。経験値が少なすぎ。
縫い針を使ってはぐのは、やった回数が少ないこともあって、本当に苦手です。いつも、どうもうまくいかないのは、自分なりに分析をした結果、向こう見ずに縫っていくからだと分かったので、今回は最初から慎重にやっていくことにしました。すると、思ったより時間がかからずにできました。重要なのは印を付けておくこと。
肩は前身ごろも後ろ身ごろも、段ごとに同じ目数を伏せていって肩下がりのラインを作っているので、段が変わるところに印をつけておくだけだったので、簡単で助かりました。
縫うときは英語だとMattress Stitchと呼ばれる方法を使います。これは日本語で言う「はぎ」ってことでいいと思います。肩を突き合わせるように編み地を置いて、一目ずつすくっていくメリヤスはぎの要領で縫っていって、最終的にはぎゅーっと糸を引っ張ってとじました(サンプルの写真をみたらそうなっていたので……)。
模様がちょうど同じ場所にくるようになっているため、表目のところがずれると見た目がカッコ悪い。これはそのまま縫い合わせていくだけだと半目のズレが生じるためで、そこを調整する必要があります。解決方法は、表目部分を縫い合わせる直前に、片方だけ半目をすくって縫い、あとはそれまでと同じように一目をすくっていくこと。これで模様がピッタリ合いました。下の写真にある白い丸で囲ったところが、とくにズレが目立つところでしたが、うまく縫えているのではないかと自画自賛。
模様がある場合の肩はぎは、ただ縫うだけではなく、前後で模様を合せる必要があることを知って、勉強になりました。
さて、次の工程は両脇をすくいとじしていくのですが、その前にブロッキングを、とパターンに書かれていたので、そのとおりにして現在乾かし中。もう暖房が使えないので、乾くのにちょっと時間がかかりそう。
脇を縫うときも、段で目印を付けながらやっていこうと思います。