自宅周辺を散歩(2020年8月22日)
またもや散歩記事です。
昨日22日は、21日とはまったく違うコースを久しぶりに歩きました。
チャーチル・カレッジ Churchill Collegeを回り込むように歩いていると、おそらく21日の強風のせいでか、たくさんの若いりんごが落ちていました。この辺はりんごの木もたくさん植わっています。
我が家から歩いて25分くらいのところに、ケンブリッジ大学の応用数学・理論物理学部 Department of Applied Mathematics and Theoretical Physics(英語名称がとても長いので、普段は頭文字を取ってDAMTP ダントゥプと呼ばれています)の建物と、アイザック・ニュートン数理科学研究所 Isaac Newton Institute for Mathematical Sciences があります。ニュートンは、トリニティー・カレッジ Trinity Collegeに入学し勉強した人で、功績はご存知の通りです。ちなみに、彼はケンブリッジ大学の数学関連分野での最も重要な役職であるルーカス教授職 Lucasian Professorship of Mathematicsに就いており、後世では、ホーキング博士もその地位にいました。ちなみに、ニュートンはルーカス教授職の第2代、ホーキングは第17代です(現在は第19代)。
話が逸れました。そのニュートン数理科学研究所の敷地に、フラクタルのひとつ、シェルピンスキーのギャスケット Sierpinski gasketの像があります。雨ざらしなので、ちょっと汚いですが、美しい形をしています。
ここの研究所や大学の敷地にも、たくさんのりんごの木が植えられています。ニュートンが万有引力の法則を思いついたときに見たりんごの木は、トリニティ・カレッジにあるため、残念ながらここにはありません。
ウエスト・ケンブリッジにある歩行者・自転車道に出ると、たくさんのブラックベリーの茂みがあります(というか、本当にどこにでもありますね、ブラックベリー……)。ここは実際に摘んでいる人も多い通りです。
うーん、やっぱり去年よりかなり実が小さい。
一年を通して、この歩行者・自転車道から見える景色が好き過ぎて、いつも写真に収めてしまいます。
ウエスト・ケンブリッジには、ケンブリッジ大学の獣医学部 Department of Veterinary Medicineがあり、おそらくそこで飼われているであろう馬や羊が、ときどき放牧されているのを見かけます。昨日通りかかったら、馬数頭が牧草を食べていました。
自宅周辺は、秋を象徴する植物どんぐりの木がたくさあり、実をつけています。下の写真は強風で落ちちゃったであろうどんぐりですが、木には実が鈴なりでした。
昨日は、21日と同じような格好(長袖に薄手のカーディガン)で散歩にでかけたのですが、家に着くころにはだいぶ肌寒かったです。