輪編みでボーダー柄を編むとき、色変えで段差ができない方法 その2
輪編みでボーダー(横縞)柄を編むときに困るのは、何もしないでそのまま編むと段差ができてしまう点です。そのため、段差ができないようにいろんな工夫の仕方があります。以前ボーダー柄のセーターLyon Sweaterを編んだときには、下記記事で紹介したやり方で段差が出ないように編みました。
上記のやり方でも十分だったのですが、それよりももっと少ない手順で段差が出ない編み方をInstagramで見つけたので、いま編んでいるIlaria Shirtのボーダー柄はそれを試してみています。一番上の写真がその結果なのですが、ところどころ頼りない目もありますが、全体的には結構うまく編めていると思います(自画自賛)。
今回はその方法を紹介しようと思います。
2色以上の糸を使った横縞(ボーダー)で、色変えのところで段差ができない編み方 その2
下の写真は、ベージュがメインカラー(MC)、黄色がコントラストカラー(CC)です。CCが編み終わったので、次段でMCに色を変えようとしているところです。
1. その段の最後まで編んだら、編んだばかりの最後の目を左針へ移す
2. MCの糸に持ち替え、糸を手前に持ってくる
3. 1.で左針に移した目を右針に戻して(あればスティッチマーカーを右針へ移し)、あとはそのまま表目で編んでいく。このとき、段最後の目はMCの糸が被さるようにかけ目になっています
4. 段の最後まで来たら、CCの目とかけ目になっているMCの目を2目一度で編む。あとは(あればステッチマーカーを右針へ移し)そのまま続きを表目で編んでいく
以上です。
すごく手順が少なくてめちゃくちゃ簡単! たったこれだけの手順で段差がなくなるってすごい。
このやり方を紹介していたのは、Dolly Laishram BhardwajさんのInstagramアカウント、@needleoneedleにあがっていたリール(動画)です。