身ごろはいよいよ最終段階へ。でもその前に…… ~Ilaria Shirt
メリヤス編みだからと調子に乗っていたら、あちこちに糸割れした目が見つかったりしていたサマーニットのIlaria Shirtですが、やっと裾のイギリスゴム編み(ブリオッシュ編み)に入りました。
ドイツの毛糸メーカーLana Grossaが販売しているパターン単品ブックレットBeloved Knitsシリーズから、Ilaria Shirtという夏用セーターを編んでいます。ドイツ語で書かれたセーターのパターンを編むのは初めてです。
ブックレットについてのレヴューは↓こちら。
購入したのは紙版でしたが、デジタル版も販売されています。
イギリスゴム編みはほどいて編み直すのが非常に面倒なので、裾を編み始めるその前にミスがないか編み地をくまなくチェックしました。すると、二三か所で糸割れしたまま編んでいたところを発見。どれも表からはよーく見ないと分からず、完全に見落としていました。不覚。でも、やっておいて良かった。
これまでの糸割れは、表に見えるものばかりだったので油断していました。ほかにもないか目を皿にしてくまなくチェックしていたら、もう糸が割れた目は見つからなかったのですが、なぜか1目だけねじり目になっているところを偶然発見……。なんでだよ。こんなこと初めてで、これはさすがにちょっと落ち込みました。
編んでいて割れやすいと感じた糸だった場合(そうでなくても)、ちょくちょく糸割れしていないか編み地を確認すること、これは実践していましたが、今回のIlaria Shirtで『表だけでなく裏も見て確認する必要がある』ことを、身を持って知ることができ、これはこれで個人的に収穫でした。絶対今後に活かそう。
さて、こういったミスをすべて修正して、ようやくイギリスゴム編みに入ることができました。2 mmと細い針を使っているため、糸が割れないよう、かけ目を落とさないよう編むのに、思っていた以上に時間がかかってしまっていますが(メリヤス編みなら一周を数分で編めるところを、イギリスゴム編みだと三倍くらい時間がかかる)、いよいよ最終段階に入れた!とウキウキしています。