最初から編み直しすることになっちゃったよ…… ~Ilaria Shirt


 自分でタイトルを入力していても、まだちょっと信じられない。先日から編んでいるサマーニットのIlaria Shirtですが、タイトルのとおり、最初から編み直しをすることになりました。上の写真は、ほどいている途中を撮影したもの。いやあ、こんなことってあるんだねえ……。


 ドイツの毛糸メーカーLana Grossaが販売しているパターン単品ブックレットBeloved Knitsシリーズから、Ilaria Shirtという夏用セーターを編んでいます。ドイツ語で書かれたセーターのパターンを編むのは初めてです。

 ブックレットについてのレヴューは↓こちら。

 購入したのは紙版でしたが、デジタル版も販売されています。


 実はボーダー線の14本目が入ったところまで進んだので、ブログ用にと写真に撮ったときのこと(下の写真)。パターンには、最後のボーダー線が裾から19~23 cmとあったので、あと何本ボーダーを入れようか迷っていた段階でした(ちなみに、サンプルは13本)。

 全体をきれいに広げたのを見て、『おや?』と思ったのは首周りでした。

 着たときに右にくる方は、ブリオッシュ(イギリスゴム編み)の高さがサンプルで見たのと同じに見えたので、パターンどおりだと思いました。

 しかし……。

 !!!???
 あれー? なんでこっち(着たときに左にくる方)はブリオッシュ編みしたところが右より高いんだ?

 見比べてみたら一目瞭然。明らかに間違えてるじゃーん!
 いやー、ちょっと自分が信じらんない……。なんでもっと早い段階で気づかなかったのか。でも、本当にまったく全然気づいていませんでした。間違いがあることに気づいたとき、思わず『うわあ……』と声を出してしまいましたよ。
 
 何を間違えてるのかとよーく編み地を観察してみたら、どうやら増し目をする場所を間違えて編み続けてしまったっぽいことが分かりました。首周りの増し目をし忘れることはなくなったのに、あろうことか、増し目をする場所を間違えるとはね……。首周りのブリオッシュがやけに斜行してるなあ、とは思っていましたが、その原因は左右のネックバンドの高さが違うからだったのかもしれません。もうね、本当に自分にガッカリ。

 一瞬、気づかないふりしてそのまま進んじゃうか、とも思いましたが、ちょっとでも気になることがあるとせっかく編んでも着なくなる未来が見えたので、首周りまでほどいて編み直しをすることにしました。でも、ブリオッシュをほどくのがまたえらく手間。一気にほどくとかけ目分を拾わなきゃならずそれはそれで大変なので、仕方なく1目1目慎重にちまちまほどいました。でも、それでもやっぱり目を落とす。それが連続したせいでイライラが頂点に達し、『もういい! 1目ずつほどいていくより、全部最初から編み直した方が速い!』……と完全に全部ほどいてしまった、というワケです。
 編むのはそこそこ時間がかかったのに、ほどくのって一瞬だよね……。

 今月末に出かける予定があり、そのときにIlaria Shirtを着ようと編み始め、袖分けした段階で『これなら余裕で間に合うじゃん~』と思っていたのに、中旬の段階で全部編み直しになるとはね……。

 でも逆に燃えてきた。こうなったら、絶対間に合うように編む。
 
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